批判されるは良し!批判するは悪し! 安易な批判は将来を失う要因となる!【ブロガー弱者の兵法】

ブログやSNSで行う安易な批判は、明るい未来を破壊しかねない行為である!

シリーズ・ブロガー弱者の兵法。

このシリーズでは、“現在何も持ち得ない弱者である私たちが、ブログを収益化し自身の描く将来像に一歩近づくこと”をミッションとしている。

前回は、

弱者はアフィリエイトやアドセンスに挑まず、ブログによるパーソナルブランド構築を目指すのが最短距離、アドセンスやアフィリエイトはその後!

【ブロガー弱者の兵法 第1話】

…というお話をした。

本来であれば、シリーズ2話目は、使用すべきブログサービスや、ブログコンセプトのお話をしようと思っていたところだが、その前にどうしても伝えておかねばならないことがあったために、このテーマをねじ込むことにした。

それは、

ブログやSNSで行う安易な批判は、明るい未来を破壊しかねない行為である

と、いうこと。

いろいろな人がWeb上で発信している情報をチェックしていくと、本当に“何かの批判”が多い。

自分の主張ではなく、他を批判する行為(この両者の違いはとてつもなく大きい)

 

対象が大きな存在、遠い存在と認識しているものに変わってしまうと、人は平気で攻撃的で辛辣な批判を口にするようになる

私たちは弱者である。

自分の存在が小さいうちは、大きな存在を”関わりのないもの”と認識し、十分な注意なく触れてしまうことが多い。

もしあなたが弱者という立場から抜け出したいと考えているのであれば、今日お伝えすることは記憶に刻み込んでおいて欲しい。

『安易な批判は未来を破壊する』

親、親戚、子供、友人… あなたと身近な存在と触れ合う時、あなたはきっと相手の感情を汲み取り、会話の端々にも優しい気遣いをしながら、相手を不快にさせないように、傷つけないように日常生活をおくっていることだろう。

相手をよほど憎んでいたり、嫌っていない限りは、攻撃的な物言いをしたり、一方的な批判などすることはないだろう。(そうでなかったら人格が破綻している…)

ところが、ひとたび対象が大きな存在、遠い存在と認識しているものに変わってしまうと、人は平気で攻撃的で辛辣な批判を口にするようになる。

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例えば…

芸能人、政治家、企業、テレビ、新聞…

あなたも一度くらいは、上記のような遠く大きな存在に対する辛辣な批判を、SNS上などに投稿したことがあるのではないだろうか?

Twitterで芸能人や政治家の名前を検索すると、そこには膨大に誹謗中傷が書き込まれている。

その内容は実に下品で暴力的だ。

安易な気持ちで、耳を塞ぎたくなるような汚い言葉を、たくさんの人が平気で投稿している。

あなたはこの仲間に決して入ってはならない。

自分のステージが変わると、付き合う人も変わることを認識せよ!

なぜ彼らの仲間になってはいけないのか?

もちろん倫理的に、人としてダメだという理屈もあるが、それに加え、

“自分のステージが変わると、付き合う人も変わる”

という事実もあるからだ。

今は想像もつかないかもしれないが、将来あなたは芸能人や大企業と仕事上のおつきあいをするべきタイミングが来るかもしれない。

そんな時、過去の安易批判がチャンスの目を摘んでしまうことがあるのだ。

実際に私も一つの事例を経験をしている。

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それは、私が一人の政治家S氏から仕事を受注した時だ。

私は当時、非常に多くの案件を抱え多忙な身であった為、同業で仕事を立ち上げたばかりのA氏に仕事を振った。

当初、A氏ははじめての大きな案件とそのチャンスに大喜びし、政治家S氏も仕事の依頼先が決まったことで安堵の表情を浮かべていた。

しかしながらその数日後、政治家S氏の秘書が、A氏の過去のSNSの投稿から、政治家S氏に向けた辛辣な批判記事を発見。

とても信用して仕事を任せられないということで、案件は流れ、紹介した私とA氏は一緒に謝罪に向かわねばならない状況となってしまった。

A氏になぜそんな批判記事を書いたのかと問えば、周りに批判している人が多く、軽い気持ちでその空気に乗っただけ。信念あって批判したわけでもなんでもなく、政治家S氏も実際に会ってみて本当に良い人だと感じていたところだったとのこと。

その話を聞いて私もガッカリしてしまった。

私自身、政治家S氏とは関係を修復できたものの、A氏とは疎遠になってしまい、今はもう完全に付き合いはない。

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たとえ今は弱者のあなたでも、このシリーズ『ブロガー 弱者の兵法』を真摯に実践すれば、必ず弱者から抜け出すチャンスを得ることになる。

しかしながら、そのチャンスも、こういった安易な批判の投稿や記事を発信することで、カンタンに失う要因になってしまう。

自らの将来の成功の芽を摘むことになってしまうのだ。

この話を読んで、A氏に対し、

『バカだなぁ…』
『自業自得だよ』

という感想を持ったあなたは本当に大丈夫だろうか?

・企業の批判はしていないだろうか?
・商品の批判はしていないだろうか?
・芸能人の批判はしていないだろうか?

将来、大企業からあなたに数千万クラスのプロモーション案件の依頼が来るかもしれない。テレビ出演で芸能人と共演する時が来るかもしれない。新聞や雑誌から取材が来るかもしれない。

あなたが配信しているコンテンツは、彼らに嫌われるものになっていないだろうか?

ちょっとした軽い気持ちが命取りとなる。

たった1回の安易な気持ちのツイートが、数千万、数百万の仕事を掻き消すことだってある。

もし安易な批判をしているようであれば、反省し、即削除するべきだ。

自分のステージが変わっていくと、仕事でもプライベートでも、お付き合いの範囲は広がるものなのだから。

私もブログを始める前は、まさか自分が有名な財界人や芸能人、政治家、大企業と一緒に仕事をするなど夢にも思っていなかった。

ここで述べておきたいのは、信念ある自分の主張を持った人が正義のために批判することや、本気で戦う言論人の避難と同列に考えないでほしいということ。私の言う批判とは、安易な気持ちで発信される誹謗中傷の類のものを指す。

また、あなたの想像以上に、芸能人も、企業も、マスメディアも、自分への批判は見ているし、覚えているものなのだ。

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まとめ

他者への批判は自分の未来を摘み取ること…

余裕などひとつも持たない私たち弱者は、あらゆるチャンスを活かして行かねばならない。

弱者が未来を切り開くためには、あらゆる不利な状況を事前に排除していくことが最短の道なのだ。

批判は破壊の行為であり何も生まない。

ということを覚えておこう。

ただし、“批判される”のはOKだ。名前が売れ、影響力を持つようになれば、あなたにも必ず批判される時が来る。

そんな時はこう思えばいい。

『俺も有名になったもんだ(笑)』

弱者の私たちは、将来マスメディアの力も借りたいと考えるなら、安易なメディア批判、芸能人批判なども絶対にしてはならない。

女性芸能人の子育てに文句をつけても、イチ企業の商品やマーケティングプランを小馬鹿にしても、あなたが得るものは何も無いのだ。

しかしながら…失うものは大きい。

それに、批判する側はすぐ忘れるが、批判された側はずっと覚えている。

ブログやSNSを運用する前に、これだけは覚えておこう。

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落合正和
株式会社officeZERO−STYLE代表取締役
一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団 副理事長兼専務理事
マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー
ブログやSNSを中心としたWebメディアが専門。ネット事件やサイバー事件、IT業界情勢、インバウンド観光などの解説で、メディア出演多数。 ブログやSNSの活用法や集客術、SEO、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。 著書: 会社のSNS担当になったらはじめに読む本(すばる舎) ビジネスを加速させる 専門家ブログ制作・運用の教科書(つた書房) はじめてのFacebook入門[決定版](秀和システム)