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私、殺害予告されました。ネットリテラシーの低い人が多いことをあらためて実感。
先日、Yahooの運営するWebメディア、THE PAGEの取材を受けました。
※坂本さん、ありがとうございます!
フジテレビの取材申請ツイートが物議 これは“乞食”行為なのか?
フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」のツイッター上で取材依頼の方法について、ネット上で物議を醸している。ということで、この件に関してコメントをしてきたわけですが、私が取材で何をお話ししたか?というと、
・マスメディア VS ネット のような構図が出来上がってしまっている
・ネット上で根拠のないマスコミ批判、短絡的な批判するコメントが多すぎる
・マスメディアもWeb上のコミュニケーションが上手ではない。もっとWebマナー等を理解する必要がある
・マスメディア、Web、双方が利点を理解し、良いコミュニケーションがとれるようになれば、Webとテレビの融合など、メディアの総合的な発展が遂げられるのに、今の状態は残念
こういった趣旨のお話しをしたのですが、ろくに内容も読んでいない残念なネットユーザーから、ヤフコメ、Twitterなどでガンガン叩かれました。
殺害予告のメールを送ってくる人まで。
私が叩かれるのは慣れていますが、取材の記事内にもある通り、本っ当に短絡的でリテラシーの低い人だらけで呆れすらします。
慣れていない人は本当に自殺してしまった例などもありますから、見過ごせる話ではありません。
今日はそんな他人を叩く人について。
相手の気持ちなんか一切考えない!!叩いてスッキリどころか自分が正義だと思い込んでいるリテラシーの低いネットユーザーたち
では、どんなコメントやメッセージが私の元に届いたのでしょうか?
・「テレビを擁護する反日左翼は死ね!」
・「この落合ってやつはマスコミから金と女でも握らされてるのか?」
・「マスコミの手先。能無しのバカコメント死んだほうがいい」
本当ならアカウントごと晒しても良いのですが、それじゃ彼らと同じになっちゃうのでやりません。
それにしても…
私が取材で言った”短絡的”って言葉、見事に当てはまると思いませんか?
反日左翼とか言われても(笑)って感じです。
私はどちらかと言えば”日本で言うところのいわゆる保守”に近い思想の持ち主だと思うし、過去のTwitter等の発言を見れば、それがわかるかとは思うのですが、彼らにすれば、
フジテレビを擁護した=落合は反日左翼
って短絡的な思想なんです。
馬鹿馬鹿しい…
しかも、読めばわかるのですが、別に擁護すらもしていません。お互いが歩み寄るとメディアが発展するって言ったのですが…
私に反日左翼というレッテルを貼った人のアカウントを見に行くと、自分で自らを「国士」と名乗っていました。
ちなみにちょうどこのタイミングで身内に不幸がありました。
大切な人を亡くし、気持ちが落ちている時なので「死」とか「殺」とかって文字をあまり見たくないんですよ。
そんな時に人の気持ちを無視して「死ね!」とか言ってくる。
こういう人が「国士」なんですかねぇ…
投稿を見るとわかるのですが、「釣り」とか、「おふざけ」ではなく本気で歪んだ正義感をもって人を叩いているんです。こういう人たちは。だから情けない。
※自分が本当に反日左翼なのかを確かめるために、日本政治.COMで投票マッチングをやってみました。結果は以下の通り。

私は本当に反日左翼なんでしょうか?
普通なように見えるあの人も、ネットでは「死ね!」「殺す!」と言っている…
今回、叩いている人のアカウントを覗きに行くと、ごくフツーの人であることに驚きました。
ネットで人を叩く人って、暗い部屋に閉じこもって1日中パソコンに向かうような陰湿なイメージがありますが、実態はそうでは無いようです。
立派な歯科医院を経営している歯医者さんが、私の記事を見て平気で「死ね!」という投稿を書き込んでいます。ホームページに”信頼と実績の…”みたいなことが書いてありましたが、とても信頼できません。
この人にとって、私の発言は本当に”万死に値するもの”なのでしょうか?
驚くことに公立中学校の先生もいました。「この糞左翼の頭の悪さが愉快」って書かれました。
これ、晒したらこの人のほうが危ないんじゃ…
こういったフツーの人が平気で口汚い言葉を匿名で書き込んでいるわけです。
なんか恐ろしいっていうか気持ち悪い世の中ですね。日本人ってこんなんでしたっけ…
情けないの一言です。
そんな中でも熱く応援してくれる人がいるから、ブログは楽しい!
残念ながら、私はどんなに叩かれても言論はやめません。
っていうよりも、リテラシーの低い人に何を言われても気になりません。むしろこれからの日本人におけるWebの世界が心配になるだけです。
「叩かれるのが嫌なら、メディアに出るな!」
みたいなことも言われますが、何しようが私の勝手。
これからも相手の気持ちを考えずに叩くことを楽しむような、リテラシーの低い人への厳しい指摘は続けていきますし、ネットリテラシー向上のための活動は続けていきますよ。
さて、そんな中でも熱く応援してくれる人がいます。
さんざん「死ね!」「殺す!」言われている中で、この記事を書いていただきました。
FM13局で好評オンエア中のラジオ番組”ラジオねこきっく”DJのかみじょーさんのブログ。
なんかもう「ぶっ生き返す!」って言葉がこのタイミングで最高に痛快!
ちょっと照れくさかったけど、これだから「かみじょーさん大好き!」なわけです。
このタイミングで、こういう記事を書いてくれたのは本当に嬉しいし、かみじょーさんの人柄だなぁと思うわけです。熱くて優しい人。
こうやって応援してくれる人がいるのだから、リテラシーの低い人たちに罵声など気にもならんわけです。
かみじょーさんからはいつも元気をいただいていて本当に感謝。
「かみじょーさんありがとぉぉぉ〜〜〜〜!!!!!」
みんな読んだほうがいいよ!かみじょーさんのブログ。
ネットリテラシーとは、相手の気持ちを考えること
いつも同じことを言いますが、
「モニターの向こうには生身の人間がいる」
ネットリテラシーって、結局、相手の気持ちを考えることなんですよ。
直接会っているわけではないので、相手の状況も感情もわからない。その中でどんなコミュニケーションをどのようにとるのか?ということが大事なんです。
日常生活ではごく普通に生きている人も、ネットの中で匿名になると、平気で人を傷つける言葉を書き込んでしまう。その原因は、モニターの先に人がいることを感覚的に忘れているのだと思う。
よくもまぁ大切な人を亡くして凹んでいる人に対し、「死ね!」とか言えるなぁ…と。
実際目の前に人がいたら絶対にやらないでしょ。
芸能人も文化人も含め、あなたのフォローしている人も、みんな生身の人間で感情を持って生きています。
それを忘れないようにしてほしい。
相手の気持ちなど考えず、叩くことが正義だと勘違いしたネットユーザーが多くて本当に呆れます。僕らはこういう人に仲間入りしないように、「モニターの向こうには生身の人間がいる」ことを忘れずにいきましょうね。
そして、応援してくれる人、仲間への感謝も忘れずに!
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