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アンチFacebookでユーザー数を伸ばす「Ello」
新参のSNS、「Ello」が急成長しているらしい。
なんでも、Facebookが広告にユーザーデータを利用していることに反発するユーザー達が、一斉に「Ello」に押し寄せているというのだ。
『広告掲載もしない、あなたのユーザーデータを第三者に販売もしない』と謳っていることで、「Ello」が人気なんだとか。
現在は招待制をとっているが、1日あたり64万人ものハイペースでユーザーが増えおり、その「招待」は、eBayで高額で取引されるほどの人気なんだそうだ。
ちなみに日本語対応はされていないし、目新しい機能も存在しない、ごく普通のSNSだ。

「Ello」に対しての私の感想
『気持ち悪っ…』これが正直な感想。
もちろんネットを使う上で、セキュリティの意識は重要だ。
でも、ここに殺到している人たちのマインドはそういうものでは無いように感じる。
『私たちの情報を覗かないで』というマインドではなく、『私たちのユーザーデータで儲けやがって!』という貧乏人のヒガミのようにしか見えないのだ。
そう考えると本当にくだらない。
『ユーザーデータガー!』『ジョウホウガー!』なんて言いながら、Googleを使って「Ello」を検索している。
まるっきりバカバカしいな。
「Ello」のユーザーと日本のFacebook嫌い層との共通点
日本にもFacebookを嫌う人は多い。
このFacebook嫌いな層は、コミュニケーションが苦手な人。
Facebookに向いている人、Facebookが好きな人って、人付き合いが得意だったり、他人とのコミュニケーションを取るのが好きな人。
そもそもコミュニケーションツールなのだから、コミュニケーションが苦手な人には向いていない。
いつもFacebookを叩いている人ってのは、友達と楽しく飲み会している写真をアップすると、自慢に見えるらしい。
この辺の感覚の違いは大きくて、私には理解ができない。
自分の苦手な分野だから、これもヒガミなのだろう。
普通、人が楽しそうにしている写真をシェアしたら、自分も幸せな気持ちになるでしょ?
べつに私が特別Facebookを支持しているわけではなくて、そういった人達が気持ち悪くて仕方ない。
日本最大の掲示板サイト、2ちゃんねるにも『嫌儲板』という、人が儲ける行為を嫌う人達の集まる場があるらしい。
『気持ち悪っ…』
たぶんそこのユーザーもFacebookは嫌いなんだろう。
「Ello」は長くは持たないだろう。
米国でのこの「Ello」人気も、ヒガミ根性にしか見えないのだ。
常に批判から入るそのスタンスで人生楽しいのだろうか??
そして、投資も受けて成り立っている「Ello」。
今後は収益化も考えなくてはならないだろう。
そこがこのサイトの分岐点。ユーザーを納得させるカタチで収益を出さないと、また批判の的にされる。
ヒガミ根性だらけのユーザーを納得させるマネタイズのカタチはどのようなものか?
これからが見物である。
まぁ…長くは持たないだろう。
※すべてのアンチFacebookユーザーがヒガミユーザーだと言うわけではない。実名ではなくステージネームで登録されているドラァグクイーンたちのアカウントを、Facebookが停止した件への抗議で「Ello」に流れたような側面もある。また、若年層が親からの監視逃れのために流れたり…
そういう部分は共感できるし、真っ当だと思っている。
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