インバウンド | これでいいのか?訪日外国人観光客を足蹴にする日本の『おもてなし』の実情

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京都神社仏閣文化財巡り 最後の二条城で最悪の気分にさせられました。

落合です。

用事があって京都に来ています。

朝から三十三間堂→伏見稲荷大社→清水寺→八坂神社→二条城と回りました。

これまでも仕事で京都に来ることは何度かありましたが、神社仏閣などを回るのは中学生の修学旅行以来です。

懐かしみながら回りましたが、昔の記憶やGoogle mapのイメージとはかなり違いますね。

想像以上に坂道が多く、観光客に行く手を阻まれ、バスやタクシーは渋滞に巻き込まれ…

と、予定通りには回れませんでした。

しかしながら、それぞれ見て回った文化財や寺社は本当に素晴らしく、歴史があり、感動の連続!

次回は仕事ではなく、プライベートでじっくり回りたいものです。

さて、その京都の神社仏閣文化財巡りですが、最後の二条城で最悪の気分にさせられました。

今日はそんな話題を…

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伏見稲荷大社 ため息が出るほどの美しさでした

訪日外国人観光客を足蹴にする日本の『おもてなし』の実情。

世界文化遺産にも指定されている京都の二条城。

二条城とは?
徳川幕府における京都の拠点。徳川家康が1603年に建てた平城です。徳川家康と豊臣秀頼との会見場所であったり、15代将軍慶喜が大政奉還を行った場所として有名

ここで事件は起きました。

私が二条城に到着したのが16時2分頃。チケットの販売及び入場は16時までだったようで、僅か2分の遅れもアウト。

入場は叶わず、チケット売り場も問答無用で閉ざされました。

私の後からも訪日外国人観光客は次々と訪れ、まだまだ明るい6月の16時に閉場されてしまうことに驚きながら、残念そうに帰っていきます。

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まぁこれはしょうがないです。何か事情があるのでしょう。

しかしながらこれも問題となっているのは事実です。日本政府観光局による「訪日外国人個人旅行者が日本旅行中に感じた不便・不満調査」でも、観光名所が閉まるのが早すぎるという声は挙がっており、あの新観光立国論のデービット・アトキンソン氏もそれを指摘しています

ところがその時!

一人の欧米系と思われる訪日外国人観光客が残念そうに敷地内を覗き込む仕草を見せると…

年配の日本人警備員が犯罪者でも見つけたかのように睨みつけ、手で大きくバツをつくり、顎を突き出して『向こうに行け!』と言わんばかりの振る舞いをしたのです

これには、その外国人観光客の方も驚きの表情を浮かべていました。

こんな状況で何が『おもてなし』なんでしょう??

おそらくその方はもう日本に旅行に来たいと思わないのではないでしょうか。少なくとも私がその立場だったらそう感じるでしょう。

私はすぐそばで見ていましたが、決して、無理矢理中に入ろうとした感じではありませんでした。

不審な雰囲気でもありません。

警備の方は最悪の事態を想定しなくてはならないのでしょうが、それにしても酷い対応に感じました。

あそこで『申し訳ございませんが、もう閉場となっていますので、もう一歩下がってご覧ください』と相手の感情に寄り添って対応したところで、何か問題が起きるのでしょうか?

高圧的な対応をとるべき状況だったのでしょうか?

私にはそうは思えません。

訪日外国人観光客を迎える側として、日本人としてあの対応は『無いな』と感じた次第です。

また、英語の出来る職員が1人でもいて、事情を話せれば印象はだいぶ変わったことでしょう。

怒りを通り越して悲しい出来事でした。

旅行は平和産業。訪日外国人が日本に触れ、日本を感じ、日本を好きになってくれれば、いずれは日本の平和にもつながる。

以前、HISの会長である澤田秀雄氏が『旅行って平和産業なんですよ。』と言っていました。

私も同感です。

国際社会においてはさまざまなプロパガンダが行き交い、事実と異なる情報が事実として伝えられています。

日本に対する誤解や嘘も多数存在しています。

そんな中、日本に留学や旅行で訪れたことをきっかけに、

『これまで聞いていた日本と違った!日本は素晴らしい国だった!』

と感じ、嫌いだった日本を好きになってくれた事例は山ほどあります。

2020年に東京オリンピックを控える中、たくさんの外国人が日本にやってくるでしょう。

訪日外国人が日本に触れ、日本を感じ、日本を好きになってくれれば、いずれは日本の平和にもつながるはず。私はそう感じます。

しかしながら、日本の『おもてなし』の実情は上記の通りです。こんなものは氷山の一角でしょう。

『日本人は親切!』
『日本の交通機関は優秀!』
『日本のおもてなしは繊細かつ丁寧!』

どこが??????

って感じです。

京都に限らず、東京も、福岡も、外国人の目線で見ながら観光してみると、まだまだ『おもてなし』なんて言葉には程遠い状況です。

むしろ『郷に入れば郷に従え』の上から目線にしか見えません。

訪日外国人観光客が激増する今だからこそ、私を含め、すべての日本人は、『よく来てくれました!日本を楽しんでくださいね!何か困ったことはありませんか??』そんな意識を持っていきたいものです。

ただでさえ日本は言語の壁が厚く、コミュニケーションに難があるのだから。

まとめ

今回は少し感情的になってしまいました。

でも本当に酷いですよ、日本の『おもてなし』

私は日本が大好きな日本人です。だからこそ、せっかく日本に来てくれた外国人には日本を好きになってもらいたい。

そう感じています。

今年は熊本地震があったにも関わらず、過去最速で訪日外国人観光客1000万人を突破したそうです。

おそらく通年で2000万人を突破するでしょう。これは過去最高の数字です。

そして政府は「2020年に4000万人、30年に6000万人」に増やす新目標を決めています。

このままで良いのでしょうか。

日本人が心を入れ替え、真の日本人らしく訪日外国人観光客と接していく。

そうでなくては、この国はどんどんと嫌われていくばかりになってしまいます。

偉そうに私が言うことじゃないけどね。今回の件を通じて少なくとも私自身は「できる限り親切に訪日外国人観光客のみなさまと接していこう」と、心を改めました。

おわり。

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ABOUTこの記事をかいた人

落合正和

マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー 2010年よりソーシャルメディアマーケティングに注目し、現在はオフラインでの商圏分析とソーシャルメディアマーケティングを融合したナレッジをベースに、企業や政治家、プロスポーツ選手といった方々へのコンサルティング活動、講演活動を行っています。 著書:はじめてのFacebook入門【決定版】(秀和システム)