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成功哲学書よりもトップアスリートの言葉は素直に腑に落ちる
成功本ってあるでしょ。
書店の成功哲学コーナーに置かれている、大企業の創業者や米国のメンタルコーチとかが書いているような本。
あの系統の本、苦手なんですよ。私。
いや、悪く言っているわけではありません。私には合わないってだけです。
ちょっと住んでいる世界が違うというか、スッと頭に入ってこないの。
私は体育会系で育ってきました。
スポーツ推薦(柔道)で進学したタイプなので、受験勉強もしたことありません。
そう、よく言われている「脳筋」ってやつです。筋肉しか信じていません(笑)
だから大企業の創業者や米国のメンタルコーチなんかの言葉って、どこか商売の香りがして素直に受け止められないんですよね。
でも、トップアスリートの言葉は素直に受け入れられる。
商売の匂いのしないアスリートのインタビューなどから聞こえてくる言葉だと、余計に腑に落ちるんですよね。(もちろんプロ選手は商売でもあるんだろうけど、毛色が違うよね)
特にメジャー通算3000本を達成した、マーリンズ・イチロー選手の言葉なんてビシバシ心に響きます。
先日のインタビューでも素晴らしいやりとりがありました。
普段「成功」とか、そんな言葉を使うのは嫌っている私ですが、今回はご紹介したい言葉があるんですよね。

究極の成功哲学 マーリンズ・イチロー選手のメジャー通算3000本安打達成時の言葉をご紹介
8月7日、メジャーリーグ フロリダ・マーリンズのイチロー選手は、デンバーのクアーズ・フィールドでのコロラド・ロッキーズ戦に先発出場し、第4打席にフェンス直撃の三塁打を放ってメジャー通算3000本安打を達成!
その試合後のインタビューで、以下のような記者とのやりとりがありました。
インタビュアー「今回”達成感”を得たとしたら今後の目標に邪魔にならないか」
イチロー「”達成感”って感じてしまうと前に進めないんですか?そこが僕にはそもそも疑問。 達成感や満足感というのは味わえば味わうほど前に進める。小さなことでも満足することはすごく大事なことだと思う。僕はきょうのこの瞬間をとても満足してますし、それを味わうと次への やる気モチベーションが生まれてくると信じている。これからもそうありたい。」
このイチロー選手の話、私はストーンと腑に落ちました。
私もこれまでの人生、皆さんと同様に、スポーツでもビジネスでも、さまざまな人を見てきました。
『継続は力なり』
という言葉があります。
この言葉を疑う人はいないでしょう。
私も「効率良い努力を長く継続することだけが成功につながる」と考え、それに近づけるように日々努力しているつもりです。ダメな日もたくさんあるけど。
ところが、同じ程度の能力を持った人でも、努力を継続して結果を出す人もいれば、何をやっても続かない人もいる。
いや…続かない人のほうが圧倒的に多い。
なぜ、能力の差が無いのに、継続できる人とできない人がいるのか?
その違いがイチローの言葉の中にありました。
『成功』という結果を出すまでの間には、誰しもその過程(プロセス)が存在します。
その過程の中の節目や、区切りで
・「達成感」や「満足感」を得られる人は継続できる。
・最終目標にしか「達成感」や「満足感」を得られない人は継続できない。
なるほど、この差なのだと、イチロー選手の言葉から気づきを得ました。
ブログが続かない人は目標に届く以前のプロセスでも、区切りや節目に達するごとに「達成感」や「満足感」を得られるようにすべき!
例えば…
「ブログで飯を食いたい!」「ブログで稼ぎたい!」と高らかに目標を上げ、ブログを書き始める人はたくさんいます。
しかしながら、そういった人たちの中で3ヶ月ブログを継続できる人は、ほんの一握りでしょう。
おそらく5%もいないんじゃないかな。
私は少なくとも、
・ブログで飯を食う
・ブログで稼ぐ
という目標は達成しました。秒速で億を稼ぐことはできませんが、私の家族4人の生活をブログ経由の売り上げで賄うことはできています。
だって、ドメインは何度も変わったけど、2007年からず〜っとブログを継続して書いてますから。
上記の継続できない95%以下の人との違いは、決して能力に違いはありません。むしろ「脳筋」の私のほうがレベル低いですよきっと。
私はブログで収益が出る前から、
・100記事達成!
・10万PV達成!
・30日連続更新達成!
など、その経過ごとに「達成感」や「満足感」を得て、楽しみやモチベーションに変えてきたんです。
目標である「稼ぐ」という位置に届かない時から、区切りや節目の瞬間に満足し、楽しむことできていたから、継続できたんだな〜と感じます。
目標に届くまで苦行を続けなくてはならないという幻想に囚われていませんか?
そんなこと無いんですよ。
プロセスにも喜びを感じるべきです。
ブログが続かない人は、目標に届く以前のプロセスの中でも、区切りや節目に達するごとに「達成感」や「満足感」を得られるようにすべきです。
自分でお祝いするも良し!
ブログ仲間に報告して褒めてもらうも良し!
なにかしらの行為で、区切りや節目の達成に満足すべきでしょう。
目標達成しか評価しないようなストイックな厳しさは必要無いとおもいます。目標までのプロセスもちゃんと評価してあげられるような、自分への優しさも必要なのではないでしょうか?それは決して甘えではないと思うのです。
それが継続、ひいては成功に繋がるのだと、イチロー選手の言葉から気付かされました。
う〜んなんかごちゃごちゃした文章になってしまいましたが、言いたいこと伝わってますかね…(不安)
いつもブログはノリで書いていて、アップ前の見直しもしてませんから。お許しください。
まぁそんな人間でもブログ飯は可能ってことです。
プロセス。楽しみましょ!
斉藤仁『常勝力―結果を出し続けるために、リーダーがするべきこと』
ちょっと話は逸れますが、一般的な成功哲学書が合わない私のような人には、以下の書籍をオススメします。
故斉藤仁先生の『常勝力―結果を出し続けるために、リーダーがするべきこと』
もう絶版になっていて、中古でしか手にいれることはできないと思いますが、成功に至るエッセンスたっぷりの書です。
私も柔道家のはしくれ、ロサンゼルスオリンピック、ソウルオリンピック柔道競技男子95kg超級金メダリスト斉藤仁先生の言葉はゴリゴリ心に届きますね〜。
斉藤仁先生の座右の銘
『剛毅木訥、仁に近し。』
論語で述べられている言葉で「意思が強く、素朴で口数が少ない人物が、道徳の理想である仁に最も近いものである」という意味。
私もこの本で知り、心に刻んでおります。
まとめ
ということで、ごちゃごちゃと言いたいことばかり並べ、読みづらい記事になってしまいましたが、
ブログが続かない人は、目標に届く以前のプロセスの中でも、
・○○記事書いた!
・○○PVを達成した!
・○日連続更新した!
そんな区切りや節目に達する度に「達成感」や「満足感」を得ましょう。
それが継続、ひいては成功(目標の達成)に繋がります。
どんなことでも同じ。継続する人ほど強いものはありません。
やっぱりトップアスリートの思考は素晴らしいですね。