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成熟期に入ったソーシャルメディア時代
Facebookが日本に上陸し、ブームが始まった頃からだろうか?
ソーシャルメディアの影響力について、多くのブロガーやメルマガ発行者がこう語っていた。
『これだけ影響力があるのだから、今すぐソーシャルメディアをビジネスに活用しないと時代遅れになりますよ!』
どこかで聞いた事のある事例に加え、情報商材のリンクを加え…
私は真っ向からSNSのビジネス活用を伝えてきたつもりなので、冷ややかに目でそれを見ていた記憶がある。
ある意味、『ネタ』にされてきたソーシャルメディアブームも、少し落ち着きを取り戻してきた今、改めてソーシャルメディアの活用方法と、その影響力について、今日から私なりの私見と、研究成果を伝えていきたいと思う。
ぜひブックマーク等をして、今後配信する、すべてのポストを見逃さないで欲しい。
事実、ソーシャルメディアが持つその影響力は想像を絶する
ブームの時代に語り尽くされた、ソーシャルメディアの活用事例だが、改めてその想像を絶する影響力について、見直してみよう。
たった一人がソーシャルメディアで巻き起こしたバズが、超一流企業に謝罪をさせるに至った事例がある。
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カントリー歌手であるデーブ・キャロルがユナイテッド航空に搭乗した際、彼は自分の大切なギターを、空港の荷物係が飛行機の格納口に投げ込んでいたのを見てしまった。
慌てて客室乗務員に掛け合うが、まったく相手にして貰えない。
それどころか『(荷物の破損に責任を問わない)免責書類にも署名してますよね』と冷たくあしらわれてしまう。
案の定、キャロルのギターは壊れてしまった。
後日、ユナイテッド航空に補償を求め、掛け合うもやはり相手にされない。
怒ったキャロルはこの事件を歌にし、ミュージックビデオを作成して、YouTubeに投稿。
それは瞬く間に500万再生を越え、MSNBC、CNN、ハフィントンポストに取り上げられることになる。
ここまで話題になってしまうと、ユナイテッド航空も無視することはできず、結果、謝罪に追い込まれてしまう。
同社のダメージは計り知れない。
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現在、その動画は1400万再生を越え、今なお、再生数は増え続けている。
ユナイテッド航空はギターを壊す(United Breaks Guitars)
ユナイテッド航空にとっては、小さな顧客無視が膨大な損失となってしまった。
個人が大企業に勝利してしまったのである。
この事例は、その経緯の善し悪しは別として、個人でもソーシャルメディアの力を活用すれば、世界的大企業と互角に戦えるという事例として、我々経営者が心に留めておくべきお手本と言えるだろう。
ソーシャルメディア(SNS)の影響力を活用する
こういった事例はこれまでにも何度か聞いていることだろう。
今回取り上げたユナイテッド航空の事例は、店舗ビジネスを展開する中小企業はもちろん、個人ビジネスを展開する人にとっては、勇気の湧く話しだったはずだ。
キャロルはたった一人で、それも制作費わずか150ドルのビデオで、1兆5000億円を超える売上高を持つ、世界的企業を負かせてしまったのだから。
あらためてYouTubeを含めたソーシャルメディアの力を見直してみよう。
そこには絶大なる力があることは、あなたも知っているはずだ。
ソーシャルメディアの力を使いこなす
ではどのようにその絶大なる力を使いこなせば良いのだろうか?
使い方を間違えれば、その力は自分に向かって襲ってくることにもなりかねない。
事実、”炎上”で人生を棒に振ってしまった人は少なくない。

かつて火を使い始めた人類のように、そのパワーをコントロールする方法を身につける必要があるのだ。
次回から、その方法について、改めて解説していく。
真のSNSノウハウを全力で伝えていくので、このサイトをブックマークしておいてほしい。
必ずあなたのビジネスを加速させることを約束する。
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