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インスタグラム(Instagram)とは?その人気と特徴は?
インスタグラム、いよいよ凄い勢いになってきましたね。
10月1日からは、新たにリンク広告とアプリインストール広告、動画広告を開始予定とのニュースが入ったこともあり、ここ最近、私の元にもインスタグラム(Instagram)に関連する取材案件が増えています。
月間アクティブユーザー数(MAU)は3億人を超え、日本国内でも若者を中心に、爆発的な人気を巻き起こし、国内で500万人以上のユーザーを獲得しています。
我々のような事業者や、企業などからすると、ビジネスの観点としても無視できない存在になってきました。

インスタグラム(Instagram)とは?
インスタグラムは、このブログでも何度か取り上げていますが、まだご存知ない方も多いでしょう。
もう一度ご説明します。
インスタグラム(Instagram)とは、iPhone、Android端末などで使用できる、今、大人気のスマホアプリ。
写真共有に特化したSNSで、当然ながら無料で使うことができます。
Twitterと使用感や文化が近く、フォローした人の写真がタイムラインに流れ、ハッシュタグも使用可能。
アップロードした写真には「いいね!」、コメントをすることができて、このあたりはFacebookの文化にも近い。
動画の投稿も可能ですが、VineやMixChannelのように非常に短時間のモノに限られます。※最大15秒
このように見ると、ここ最近の人気SNSを、”好いとこ取り”したかのような機能と、特徴を持ちあわせたSNS(スマホアプリ)。そりゃ流行るわけです。
そこに加えて、リンク広告とアプリインストール広告の開始。盛り上がって参りました!
■過去のインスタグラム関連記事
・【バレる?】Instagramの足跡問題の真実とは?【バレない?】
・インスタグラムにLoginできない、つながらない時の対処方法
・Instagram(インスタグラム)のビジネス活用 知っておきたい3つのポイント
なぜ今、インスタグラムが伸びているのか?人気の理由とは?
上記で説明した通り、”好いとこ取り”のような機能性を持ち、流行るべくして流行っているようにも見えるインスタグラムですが、その人気の理由や、流行のきっかけをもう少し細かく探ってみましょう。
フィルター加工で、美しくプロのような写真を投稿できる
インスタグラムの人気の支柱と言っても良い機能が「フィルター加工」です。
インスタグラムの「フィルター加工」を使えば、iPhoneやAndroidなどのスマホで撮影した写真でも、プロが一眼レフで撮ったかのような、格好良く、アートな雰囲気の写真に編集することが可能です。
それも、手軽に、カンタンに、誰でも、加工できてしまうシンプルな操作性。
これは間違いなく人気の要因の中心と言えるでしょう。

多くの芸能人、モデルが使用
人気に火をつけたきっかけは、多くの芸能人、モデルが使用していることも寄与しているでしょう。
芸能人、モデルといった職業は、魅せることが仕事。
美しい加工が手軽にできてしまうインスタグラムは、彼ら、彼女らにとってファンを獲得するための良いツールとしても、機能しています。
今では多くの芸能人、モデルがインスタグラムを使用しており、
・◯◯がインスタグラムで、すっぴんを公開!
・◯◯がインスタグラムで、美脚を披露!
などの記事も、Yahoo!ニュースや、ライブドアニュースなどで取り上げられる事が多くなってきましたね。
芸能人のプライベートを垣間観ることができるインスタグラムはファンにとってもお宝ツール。
モデルのローラさんなどは「インスタの女王」とも言えるほどの大人気ですし、同じくモデルの水原希子さんは、さまざまなインスタ騒動を起こしながらも、26万人以上のフォロワーを獲得しています。
新世代オネエと呼ばれる、GENKINGさんは、インスタグラムがきっかけで人気が爆発。
芸人の小籔千豊さんはインスタグラムがきっかけで女性誌のモデルになるなど、“インスタグラム×芸能人”の組み合わせは、とにかく話題に事欠きません。

Twitter、Facebookが切り開いた土壌にマッチしたインスタグラム
Instagramで撮影した写真は、カンタンにTwitter・Facebookにもシェアすることができます。この手軽なシェア設定によって多くのTwitter・Facebookユーザーへの認知向上に寄与しました。
また、冒頭でも述べた通り、インスタグラムはこれまでのSNSユーザーが見慣れた機能を多数継承しています。
・Twitterが切り開いたハッシュタグの文化
・Facebookが生み出した「いいね!」の文化
・Vineのようなショートビデオクリップの文化
これまでのSNSが醸成した、さまざまな文化の土壌のうえに上手に乗っかることで、これまでのSNSユーザーに違和感なく受け入れられました。
そして、インスタグラムの持つ、非常にシンプルで手軽な機能性は、Facebookのような多機能で複雑な作りを持ったSNSに疲れたユーザーの取り込みにも成功したと言っても良いでしょう。
さらに、インスタグラムはスマホに特化されたアプリになっています。Twitter・Facebookが流行り始めた頃とは違い、今はスマホファーストの時代。
このあたりのユーザビリティも、当然人気の要因となっています。

インスタグラム広告と、未来予測!
インスタグラムの今後の予定と、予測される未来は?
広告ツールとしてのインスタグラム
今年5月、インスタグラムは、ついに日本でインフィード型の広告表示を開始することを発表。
そして、10月1日より、リンク広告とアプリインストール広告、動画広告を開始予定とのこと。
今のところまだ詳細な内容や、広告のイメージ画像などの情報は入ってきていませんが、近い将来、強力な広告ツールとなることは間違いないでしょう。
写真と動画が中心のSNSで、若者を中心に人気のあるアプリですから、「見せる」ことが直接購買につながる、アパレルなどの職種とは親和性が高いでしょうね。
インスタグラムには、ユーザーの滞在時間がとにかく長いという特性があります。
このあたりからも、本当に期待できる広告ツールと言って良いでしょう。
国内でも多くの企業が広告出稿することが予測されます。
インフルエンサーを活用したインスタグラムマーケティング
また、大きな影響力を持つインフルエンサーに、企業やブランドがプロモーションを依頼する事例も増えてくるでしょう。
実際に1〜2年前のYouTubeフィーバーの際には、多くの企業がユーチューバーを使ったプロモーションを展開しました。
アンファーのCMにHIKAKINさんが起用されたのは衝撃的でしたね。
今ではユーチューバー専門の芸能プロダクションも生まれています。
同様にインスタグラムのインフルエンサーが重宝されていくのは間違いありません。
そして、YouTubeにおけるユーチューバーのように、インスタグラムは、素人が自分を発信して有名人になるためのツールとして、ドンドンと活用されていくことでしょう。
そして、また新しいシンデレラストーリーが生まれていくことでしょうね。
インスタグラムがきっかけで出版!なんて事例もチラホラ生まれてきています。
私自身Facebookブームに乗っかって出版できた経験があるので、このあたりは大いに期待できますね。
ただ…情報商材屋のネタにだけはされてほしくないものです。
動画シェアの場としてのインスタグラム
日本において、写真共有SNSとしては独壇場と言っても良い地位を勝ち取ったインスタグラムですが、動画共有SNS(ショートビデオクリップ)の世界ではVineや、MixChannelなどライバルも多く、群雄割拠の時代となっています。
ここは、私もなかなか予測が難しいところで、現時点では答えが出せずにいる状態です。
しかしながら、Facebook社の巨大な資本をバックに持ち、若い世代から絶大な支持を得ているインスタグラムは、この世界でもトップを獲る可能性は高いでしょうね。
このあたりは、今後の企業の動画広告キャンペーンの印象に大きく影響を受けそうな気がします。

まとめ
いかがでしょうか?
間も無く最盛期を迎えるであろうインスタグラム。
企業であっても、ブロガーであっても、もはや無視はできませんよね。
つまり…「ブロガーも、事業者も、とりあえずインスタはやっとけ!」ってことです。
実際の活用方法は過去にまとめていますので、以下をご参考くださいね。
Instagram(インスタグラム)のビジネス活用 知っておきたい3つのポイント
とは言っても、TwitterもFacebookも販促ツールとして、まだまだ有効です。
浮き足立つことなくじっくりと適正を考えて運用していきましょう!