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月間ユーザー3億人を突破した注目のSNS、Instagram(インスタグラム)のビジネス活用方法を探る
ここ最近、芸能人などの利用も増えてきたことで、Instagram(インスタグラム)が注目されています。
Instagramの勢いは激しく、昨年12月には、なんと!月間ユーザー数3億人を突破。同時期のTwitterは2億8400万人。
毎日7000万人が投稿してるって言うんですから、いやぁ…凄いですね。躍動感ありますね。
私はこういうデータを見るとワクワクしてしまいます。(ちなみにInstagramの運営はFacebook社です。)
現在共有されている写真の総数は300億枚以上。
このInstagramを企業が黙って見過ごすはずはありません。
積極的にビジネス活用に取り組む会社も増えてきました。
今日は、注目のSNS、Instagram(インスタグラム)のビジネス活用方法を探ってみましょう。

Instagram(インスタグラム)とはなにか?ビジネス活用の前に知っておきたい機能と特徴
ビジネス活用云々を語る前に、Instagramの機能と特徴をしっかり押さえておきましょう。
まず、Instagramとは、写真共有に特化したスマートフォンアプリ。
もちろん無料で使えるSNSです。
Twitterと同様にフォローした人の写真がタイムラインに流れる仕組みになっていますが、Facebookのように写真に「いいね!」したり、コメントを書き込むことができます。
スマホのカメラで撮影した写真をカンタンに共有できるため、大きな人気を獲得しました。(もちろん非公開設定もできるよ♪)
そしてInstagram最大の強みが、フィルター機能を使うことで、誰でも手軽に素敵な写真へと加工できてしまうこと!(動画もできるよ〜)
フィルターの種類は…
SLMBER、CREMA、LUDWIG、ADEN、PERETUA、AMARO、MAYFAIR、RISE、HUDSON、VALENCIA、X-PROⅡ、SIERRA、WILLOW、LO-FI、EARLYBIRD、BRANNAN、INKWELL、HEFE、NASHVILLE。
なんと19種類。
もちろん明るさやコントラスト、彩度などの調整もカンタンにできます。
クールにも、情熱的にも、モダンにも、レトロにも、タップひとつでカンタンに、しかもプレビュー再生し、反映結果を見ながら加工できるのがInstagramです。
Instagram(インスタグラム)のビジネス活用ポイント1 フォロワーの増やし方
ビジネス活用を語る前に、見てくれるフォロワーがいなくては意味がありませんね。
まずはフォロワー増やしの方法から。
これまで、私や、私のクライアントがInstagramを活用して感じていることは、フォロワーの集めやすさです。さすが3億人を超えるSNS、他のSNSと比べても、比較的カンタンにフォロワーを集めることができます。
流行の真っ只中にある、今このタイミングでフォロワー集めておきましょう。
具体的にどのようにフォロワー集めるか?ということですが、
1、投稿にハッシュタグをつける
2、Facebook友達とつながる
3、Twitterと連動
この4つの方法でフォロワーを増やすことができます。
投稿にハッシュタグをつけてフォロワーを増やす
twitterと同様で、Instagramにはハッシュタグの文化が浸透しています。
ハッシュタグで検索された写真からフォローにつながるケースが大変多いため、投稿した画像には積極的にハッシュタグを付けていきましょう。
Facebook友達とつながることでフォロワーを増やす
Instagramは過去にFacebookに買収されている経緯もあり、Facebook連携がとても便利です。Facebookの友達をタップひとつで一斉フォローすることができちゃいます。
手順としては…
1、人型アイコンをタップ

2、歯車をタップ

3、Facebookの友達をタップ

4、全てのユーザーをフォロー

これで一斉フォローすれば、多くの友達にInstagramを使っていることを告知できます。
もともとの知り合いですから、相当数のフォロー返しは期待できるでしょう。
Twitterと連動してフォロワーを増やす
Twitterと連動させることで、Twitterのフォロワーが流れてくるケースも多くありました。
TwitterとInstagramの文化は親和性が高く、違和感無い連動が可能なので、双方使っている方にはオススメです。
連動させるには…
1、人型アイコンをタップ

2、歯車をタップ

3、設定→リンク済みアカウントをタップ

4、Twitterをタップ

Twitterをタップし、アカウント情報を入力し、ログインすれば連携完了。
この設定後、Instagramに投稿すると、Twitterにも同じ投稿がされるようになります。
他のSNSや自社メディアでの告知
ブログやメルマガ、その他運用している他のSNSで告知しましょう。
やっぱり母艦となるブログは必須であるということです。
さて、ここまでは正攻法でのInstagramフォロワーの増やし方をお伝えしました。しかしながら、これ以外にも、裏技的なフォロワー増やしの方法はあります。
あまりオススメはしませんが、フォロワー増やしの裏技も書いておきましょう。
1、フォロワーを買う
ヤフオクや、ココナラで売ってます。
はっきり言ってまったくオススメできませんが、とにかく数が増やしたい人には…
InstagramはSNSです。コミュニケーションとれないユーザーとつながっても何の意味があるのかわかりませんが、どうしても数自慢したいユーザーもいるので一応ね。
2、英語で投稿(ハッシュタグも)する
米国生まれのInstagram。
英語圏のユーザーがもっとも数多く存在します。
良い写真と英語コメント&ハッシュタグで投稿を続けると、英語圏ユーザーのフォロワーも、ドンドン増えるでしょう。
外国人との国境を越えたコミュニケーションはSNSの醍醐味でもありますね。
でも、日本でビジネス活用しようという人には意味ありません。
3、悪しき伝説のSNS技法 フォロー返し狙い
やみくもに、誰彼構わずフォロー、フォロー、フォローを繰り返せ!
一定数のフォロワーは、フォローを返してくれます。
他人とサーバーに迷惑をかける素敵な手法です。時にはアカウント削除という素敵なプレゼントもいただけます。
SNSで嫌われたい人には、オススメの手法です。
Instagram(インスタグラム)のビジネス活用ポイント2 戦略的な投稿の重要性
Instagram(インスタグラム)は写真が全てです。
投稿には写真、または動画が必須となり、プロフィールページも、その写真で構成されます。
良くも悪くも、写真が全てを印象付けてしまいます。
ですので、投稿する写真はブランディングやマーケティングのための活動として戦略的に行うことが大事です。
自分が商品である、コーチ、コンサルタント、その他士業の方以外は、Facebookやブログのように、プライベートとビジネス双方の面で使用するのは避けるべきでしょう。
投稿ごとに、その目的や狙いを意識し、全体のデザインを考えた上で写真をアップする必要があります。
また、他のSNS活用と同様に、宣伝投稿や、プロモーション投稿の連発は嫌われます。
タップひとつでカンタンにリフォロー(フォロー外し)される世界です。
・ビジネスの裏側(店のバックヤード、生産工場等)の様子を見せる
・人(従業員、経営者)にスポットを当てる
・まだ公開していない新商品をチラ見せさせる
こういったひと工夫で、興味を誘うアカウントにすることができます。
また、Instagramは、投稿のコメントにリンクを含ませることができません。
これにより、スパムのような宣伝投稿を防ぐことで、写真主体の気持ちのよい見栄えを維持できています。
唯一リンクを置けるのがプロフィール欄。
写真を見たユーザーの興味をプロフィールに誘導する導線なども、工夫すべきポイントなのです。
いかに関心を持ってもらうか、いかにフォロワーとの距離を縮めるか、をしっかり考え、戦略的な投稿を心がけましょう。
また、基本的にInstagramはスマホ専用アプリです。
PCからは投稿できなかったり(方法がないわけではありませんが)しますので、担当者はSNS、スマートフォン慣れしており、かつコミュニケーション上手な人を採用しましょう。
前から何度も伝えていることではありますが、私の主観ではPC操作が得意なプログラマーやエンジニア系の人って、こういったSNSのコミュニケーションが得意ではないケースが多いです。
担当者の適正は、PCに強いとかでは無く、コミュニケーションが得意な人を選ぶべきなのです。
Instagram(インスタグラム)のビジネス活用ポイント3 企業の活用事例
Instagramはすでにさまざまな企業がブランディング、マーケティングのために活用しています。
実際に多くの企業が採用している手法が、”ユーザー参加型のキャンペーン”です。
PUMA、GU、LEVI’S USA、ニューバランスなど、アパレル系企業がよく実施しています。アパレル以外にも、ロクシタン新宿や、ダンキンドーナツなどもやっていましたね。
Instagram活用の基本パターンがコレではないでしょうか。
具体的には、一定の決められたハッシュタグなどを使い、モデルやブロガー、時には一般ユーザーから自社商品を使用した写真を投稿してもらうことで、コンテストを開催したり、オンラインカタログに掲載したりする方法。

Instagramは、上記で解説した通り、TwitterやFacebookと連携しているユーザーも多いため、強い拡散力を持って広がります。
それにより企業イメージや、自社の商品画像を多くの人にお知らせすることができるのですね。
実際にユーザー参加型キャンペーンで作られた、オンラインカタログ「GU TimeLine」は一見の価値ありです。
GU TimeLine
http://www.gu-japan.com/gutl/pc/
Instagram(インスタグラム)においても、大切なのは双方向コミュニケーションと、共感の心です。
いかがでしょうか?
今日はInstagram(インスタグラム)について、その特徴と機能。
さらに、ビジネス活用を展開するにあたって、知っておきたい3つのポイント
・Instagramでのフォロワーの増やし方
・戦略的な投稿の重要性
・企業におけるInstagramの活用事例
についてお伝えしていきました。
InstagramはSNSです。モニターの向こうには生身の人間が存在し、その生身の人間と「コミュニケーション」をとっていかなくては、結果にはつながりません。
これは、これまでのFacebook、Twitter活用と同様です。
新聞、ラジオ、テレビのように、一方的に情報を投げつけるような、乱暴なマスマーケティングは一切通用しません。
担当者はこの部分はしっかりと肝に銘じておきましょう。
大切なのは双方向コミュニケーションと、共感の心です。
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