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愛すべきオジサン世代には独特の価値観と文化が存在します。
『お前も十分オジサンだろう!』
と言われると反論の余地が無いのですが、今日のお話は私よりもうすこし上の世代に多い方々のお話。
いや…別に本音を言うと辛くもなんとも無いのですが、あまりに価値観が違うなぁ〜と思い、そのギャップが面白いので書いてみました。
もちろん特定の世代の方々全員が今日書いている内容のような人では無いと思うので、愛すべき『オジサン世代』と括ってみました。
『スマホは悪!ネットは悪!』と一斉に声を挙げる、愛すべきオジサン世代。

そんな奴いる??
って声もありそうですが、今日書かせていただく人たちは、私が実際に出会った素敵なオジサマたちとのお話です。
つまり実話です!
あっ!特にオジサン世代の価値観を否定するつもりはありませんよ^^
あまりに違うので面白いなぁ〜と思うだけです。
それでは早速、愛すべき『オジサン世代』の世界へ行ってみましょう!
電車で本を読むのは偉い!スマホで電子書籍を読むのは悪!
あるオジサン世代の人に電車で声をかけられた時のこと。
オジサン『最近の若い奴らはダメだなスマホばっかりいじって!君もそうだ。俺が若い時は移動時間は新聞や本を読んで勉強したもんだ。』
ワタシ『そうですね^^ もっと勉強するようにします。ところで私はスマホで電子書籍を読んで勉強していたつもりなのですが、そういうのもダメですか?』
オジサン『スマホはゲームみたいなもんだ。』
ワタシ『スマホで新聞読むときもありますけど、やっぱりそれもダメですか?』
オジサン『スマホで新聞??…とにかくダメだ。スマホの新聞なんてゲームみたいなもんだ。本や新聞を読むことが大事だ!』
ワタシ『わかりました!ご指導ありがとうございます!』
その後、オジサンは東スポのエロ記事を読みながら寝落ちし、電車内にも関わらずかかってきた電話に大声で出て、飲みかけのビール缶を床に置いたまま降りていきました。
※ちなみに私が手に持っていたのはスマホではなくkindle paperwhiteです。
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!
Eメールは正しい!FaceBookメッセンジャーは悪!
弊社と事情があって取引してた某印刷会社のオジサン社長との会話。
ワタシ『◯◯さん!いつも期日過ぎてもEメールの返事してくれないじゃないですか!困ります!』
オジサン社長『そうは言ってもなかなかねぇ。PCをいつも見ているわけにもいかんし。気付かないから。』
ワタシ『困るんですよ!毎回これじゃ仕事頼めないっすよ!そうだ!◯◯さんスマホ持ってるしFaceBookやってますよね!これからFaceBookメッセンジャーでやりとりしましょう!それならプッシュ通知で気づいてくれますよね!』
オジサン社長『落合君!それは違うぞ!』
ワタシ『???』
オジサン社長『君からすれば客である俺が言うのも何だが、仕事のやりとりをスマホでやるなんてことはできん!そこの区別はしっかりしなくちゃダメだ!』
ワタシ『???』
オジサン社長『スマホとかFacebookとか遊びじゃないんだ!君もそこは理解したまえ!』
ワタシ『ハイ。了解です。じゃEメールで良いので、仕事なんだから期日通りの返信くださいね。必ず!』
オジサン社長『そんな意地悪いっちゃあだめよ〜 多目に見てよ〜』
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!

なんでもWord!文章はすべてWord!
某知人のオジサンと仕事中の会話
ワタシ『ちょっとした連絡をわざわざWordでメール添付するのやめましょうよ。手間ばっかりかかるし… メールに直にテキストでいいですよ。』
オジサン『でも誰かにWordじゃないと誰かに書き換えられてしまうと困るよ』
ワタシ『Wordだって書き換えらますよ』
オジサン『そういう問題じゃないんだ。礼儀というものもある。』
ワタシ『Wordだと礼儀正しいのですか?』
オジサン『そうだ。Wordじゃないと失礼だろう。』
オジサンからワタシに添付されたWordの文章。“1行”
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!
メールは送ったあとに、確認の電話が常識!
弊社と事情があって取引してた某印刷会社のオジサン社長の部下のオジサンとの会話
ワタシ『◯◯さん!メール送ったあとにわざわざ電話必要無いっす!ちゃんと見てますから!』
オジサン『そういうことじゃないんだ。これは礼儀だ。メールの後の電話は常識だろう!君はその電話に出ないこともあるから困りものだ。』
ワタシ『だって会議中とか電話に出られないです。「了解です」の4文字のメールを送ったことの連絡を電話でって非効率じゃないですか。』
オジサン『届いているかどうかの確認も必要だろう』
ワタシ『それはこっちのセリフですよ!ウチが送ったメールの返事が来ないからって電話しても出ない事多いでしょ!』
オジサン『そういうことじゃないんだ。うちは機械の音が大きいんだからしょうがないだろう。』
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!

キャビネットと台帳が最強!クラウドは危険!
某知人(オジサン)の会社に遊びに行った時…
ワタシ『キャビネットだけで台帳(個人情報含む)管理ってセキュリティ大丈夫ですか?社内はお客さんも来るし、夜は無人ですよね』
注)キャビネットは鍵なし
オジサン『これが一番なんですよ。過去に無くなったことも無いですからね。』
ワタシ『まだ強固なセキュリティを持つクラウドに保存とかのほうがマシなんじゃ…』
オジサン『クラウドってネットでしょ!そんなところは危なっかしくて預けられないですよ。ネットは危ないって常識ですよ。』
ワタシ『でもこのキャビネット鍵も付いて無いし…』
オジサン『大丈夫ですよ。念のため台帳の封筒は全部ホチキスでとめてありますから!』
ワタシ『…』
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!
紙にすると価値が変わる
6年前大変お世話になった某地方メーカーのオジサン会長へ、ある企画をお手伝いした際の出来事
・企画書をメールと電話でのやりとりしていた時
オジサン会長『う〜ん内容は良いんだけど、なんかピンとこないなぁ』
ワタシ『わかりました!もう一度練ってみますね。』
オジサン会長『次回は直接会って話しましょう!企画書印刷して持ってきてください!』
ワタシ『かしこまりました!』
・直接会って喫茶店での打ち合わせにて
オジサン会長『うぉぉぉぉ!これですよ!これ最高ですよ!!』
ワタシ『えっ…この前とほとんど変わってないですよ…』
オジサン会長『(無視)凄いじゃないですか!見違えるようですよ!最高の企画だ!』
ワタシ『えっ…えっ…(困惑)そうですか…(背表紙つけて印刷しただけなのに)』
オジサン会長『凄い!凄い!この原本を明日メールでも送ってください。』
ワタシ『かしこまりました!』
・メール後…
オジサン会長『この前とだいぶ変わっちゃったね… 悪くは無いんだけど…』
ワタシ『えっ…この前とまったく同じですよ…』
オジサン会長『(無視)もう一回先日の打ち合わせと同じものを送ってください』
ワタシ『えっ…同じですって… 印刷したのも持って、今からそちら向かいますね。』
・また直接会って…
オジサン社長『うぉぉぉぉ!やっぱりこれですよ!最高!!』
ワタシ『同じですって〜〜〜〜!!!!!』
やっぱりオジサン世代はスゴイ!!

愛すべき『オジサン世代』まとめ
いかがでしょうか?
ひとつもフィクションなど無く、すべて私の経験した実話です。
ちょっと独特な『オジサン世代』の価値観と文化。
「えぇ〜!!!マジで???」と思いながらも、どこか憎めない『オジサン世代』
あなたの周りにもこんな愛すべき『オジサン世代』の方々はたくさんいるはずです。
ぜひそのスゴさを再確認してみてください。
オジサンたちのトリコになってしまう日も近いかも…
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