三鷹のストーカー殺人とリベンジポルノ
当時、テレビもネットも大騒ぎとなった、東京都三鷹市の女子高生刺殺事件。犯人である池永チャールストーマス被告(22)の控訴審判決ですが、懲役22年の一審判決を破棄して審理を差戻す判決が言い渡されたそうです。
再びこの事件が注目を浴びています。
この事件は刺殺された女子高生と約1年間の交際後、池永チャールストーマス被告がストーカー化。別れ話を持ち出された頃、執拗に「裸の画像を流出させる」と脅した上、復縁叶わぬとみると、ついに女子高生を刺殺。
殺害だけでは飽き足らず、米国のアダルトサイトへ刺殺された女子高生の性的な画像や動画をアップロードしました。
痛ましい事件でした。
人間とは思えぬ蛮行で、こんな人間はさっさと極刑になれば良いと思います。
そして、日本で「リベンジポルノ」という言葉が知られたのは、この事件がきっかけでしょう。
リベンジポルノ関連法案も、この事件を契機に成立しました。
今日はこの「リベンジポルノ」についてもう一度復習しておきましょう。

リベンジポルノとは? 対策はあるのか?
ここでもう一度、リベンジポルノについておさらいしておきましょう。
ウィキペディアにはこのようにあります。
リベンジポルノ(英: Revenge Porn)とは離婚した元配偶者や別れた元恋人の裸の写真・動画などをインターネット上に流出させる嫌がらせ行為のこと。 復讐ポルノ(ふくしゅうポルノ)とも呼ばれる。 インターネット普及による情報化社会である時代においては、写真・動画がネット上で流出・拡散すると削除が困難となり、半永久的にネットに存在し続けるデジタルタトゥーとなりやすい。
ここにある通り、写真や動画が一度ネットに流出、拡散してしまうと、それらを削除することは容易にはできません。いえ、ほぼ不可能に近いでしょう。
負の連鎖を止めることはできません。一度流出した画像は、一生涯あなたを傷つけます。ここにリベンジポルノの恐ろしさがあります。
実際に、上記で述べた、三鷹のストーカー殺人犯、池永チャールストーマス被告も裁判の被告人質問で以下のように答えています。
「(性的な画像や動画の流出・拡散は)彼女と交際したことを大衆にひけらかしたかった。付き合った事実を半永久的に残したかった。かなり話題になると思った」
「彼女の尊厳を傷つけたいという気持ちもあった」
池永チャールストーマス被告と同様に狂気に走った人間を止めることは困難です。
果たしてリベンジポルノに対し、対策は存在するのでしょうか?
リベンジポルノ対策とは? 〜リベンジポルノを防ぐ唯一の方法〜
私は”リベンジポルノ対策”というテーマにおいて、何度かテレビから取材を受けています。
「何か対策は無いのでしょうか?」「流出後の対応策は?」
このようによく聞かれますが、私の回答はいつも以下の通りです。
『ありません!』
もちろん流出してしまえば、真っ先に弁護士に相談です。しかしながら、弁護士に相談したところで流出した画像をネットの世界から抹消することなど、到底不可能です。(流出直後、拡散前なら可能性はゼロではありませんが…)
リベンジポルノに対し、とれる対策があるとすれば、たったの一つです。
特にお子さんを持つ親御さんは、今日、必ずお子さんに伝えてください。親が思う以上に子供のネットリテラシーは未熟です。警戒心も薄いのです。
いいですか?必ず伝えてください。
仲の良い時であっても『写真は撮らせないこと!』です。
お付き合いしている最中でも『写真は撮らせないこと!』です。
何があっても『写真は撮らせないこと!』です。
撮りたいと言われても、うまくかわしましょう。
恥ずかしい、そういった趣味はない等々、理由は何にしても断りましょう。
親しい間柄でも一線置くべきなのです。
そもそも、リベンジポルノという犯罪が起きる原因は、写真や動画があるからです。
犯罪を思いつくのも、写真、動画が存在するから。
最初からそんなものが無ければ、この犯罪は起きません。
現場の話を聞くと、”LINEを通して交際相手に性的な写真を送る”などの行為が学生の間でも行われているようです。
スマホやSNSの進化により、そのようなことがカンタンにできるようになってしまいました。
ちょっとしたおふざけのつもりが、大変な事件に…
大きなリスクが、すぐ目の前に存在するという認識をいつも持っておきましょう。
『写真は撮らせないこと!』






















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