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Facebookが発表した新アプリ Slingshot(スリングショット)とは?
こんばんは。
マーケティング・コンサルタントの落合正和です。
フェイスブックが17日、スマートフォン向けの動画共有アプリSlingshot(スリングショット)を発表しました。
このタイプの動画共有アプリについては、先日も少しふれました。
Snapchat型アプリ(SeeSaw muuk コミュカメラ…)が日本で流行しない理由 〜米国と日本の違い〜
しかしながら、Slingshot(スリングショット)このこれまでの動画共有アプリとは違うユニークな特徴を持っているようです。
Slingshot(スリングショット)のユニークな特徴とは?
スリングショットは、写真や動画を友達(フォロワー?)に送信すると、受信側には、モザイクがかかったカタチで写真、動画が届きます。
受信側が写真、動画を実際に閲覧するためには、送信者に対しスリングショットを返信(写真、動画を返信)しなければならない仕組みです。
つまり…
1、受信した写真、動画を見るためにスリングショットを返信する
2、返信されたスリングショットも返信しなければ閲覧ができないから返信
3、スリングショットは複数の友達に送信可能!だから…
4、スリングショットが一度始まると、そのやりとりは無限に繰り返される!
理屈上はこういった話しになります。
公式ページからイメージを掴むことができます。

LINEの既読疲れどころの話しじゃない
しかしながら、これは大きなプレッシャーになりますね。
LINEの既読疲れどころの話じゃありません。
スリングショットが流行するかどうかは、このプレッシャーをどう捉えるか??
という部分だと思います。
個人的には爆発的に流行するか、まったく流行らず人知れずサービスが終了するか、どちらかだと睨んでいます。
基本的にはSnapchat型アプリ
上記のようなユニークな特徴はありますが、基本的にはSnapchat型アプリです。
Slingshotも写真や15秒以下の動画を送信。閲覧後に消去されます。
(自分が作成したコンテンツは自動的に保存される)
友達はFacebookの友達リスト、スマホの電話帳の連絡先から選べるようです。
17日からアメリカにて、iOS/Android にて利用可能。日本ではまだのようですね。
そして、Snapchatも同日、新機能の「Our Story」を発表しています。
この機能は、個々でのやりとりしかできなかったSnapchatに、複数ユーザー間で投稿しあえるようにしたものです。
スリングショットに対抗して拡散性を高める狙いでしょうね。
落合はこう思う
アメリカを中心に世界各地で始まったSnapchat型アプリ戦争。
日本ではまだまだ浸透に時間がかかりそうな気がします。
こちら(http://m-ochiai.net/snapchat-epidemic/)でも説明しましたが、やはり日本にはLINEの存在が大きい。
ユーザーがLINEで満足していますからね。
Snapchatと同様の機能を持つmuukも、SeeSawも、コミュカメラも、5sec snapsも、一向に流行る気配がありません。
このSlingshotが日本でSnapchat型アプリの起爆剤になるか??
期待して見てみようと思います。
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