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140文字制限が緩和されたことで伝えられる情報量が大幅アップに!
9月19日より、Twitterが140文字制限を緩和し、写真、動画、投票、引用ツイートは、文字数に含まれない仕様に変更されました。
日本では安定した人気を誇り未だ強い影響力を持つTwitterですが、海外ではInstagramやSnapchatなどの新興SNSにユーザーが次々と流出しており、シェアの低下が続いています。
そのような状況から、優秀な幹部社員も次々と競合他社に引き抜かれ、非常に厳しい立ち位置に…
現在は、身売りを含む今後の経営方針を決める取締役会を開催することも予定しているという報道もなされているほどです。
身売りとなれば欲しい会社は多々あるでしょうね。
GoogleやAppleの名前も噂されています。
今回もそういった状況の打破のための仕様変更なのでしょう。
以下、公式ツイート。
今年5月にお知らせしたように、写真や動画、GIFや投票などの添付物は140文字に含まれなくなりました。今起きていることを140文字でもっと伝えることができます。 pic.twitter.com/pJFwSH0BOS
— TwitterJP (@TwitterJP) 2016年9月19日
今回は、この厳しい立場に置かれたTwitter社が発表した、仕様変更についてお伝えして参ります。
ツイート(つぶやき/tweet)の文字数に含まれなくなった 写真、動画、投票、引用ツイート
Twitter社の厳しい状況はひとまず置いておいて、今回は仕様変更について詳しくお伝えしましょう。
繰り返しますが、現状ツイート(つぶやき/tweet)の文字数に含まれなくなったものは以下の5つです。
・写真
・動画
・GIF
・投票
・引用ツイート
これまで写真は、その容量に関わらず22文字〜23文字として計算されていました。動画やGIFも同様ですね。
では現在はどうなっているのか実際に見てみましょう。
写真、動画

上記はツイートに写真を挿入した時のキャプチャです。右下の文字数は140文字のまま変わっていませんね。
以前は写真や動画を挿入すると、ここが127文字or128文字と表示されていました。
既に仕様変更が反映されており、写真や動画が文字数としてカウントされていないようです。
GIF
GIFも挿入してみましょう。

やはりGIFの挿入も文字数としてカウントされていないようです。
投票

次に投票です。
複数回答を入力しても、文字数はカウントされません。うん、これはすごい。
引用ツイート

引用ツイートも同様ですね。
いやはやこれは伝えられる情報量が一気に増えますね。
URLリンク、メンション、リプライは??

URLを入れると117文字の表示。

こちらも表示が125文字に減っています。
どうやら、URLリンク、メンション、リプライなどは、まだ文字数カウントされているようです。
米国で人気の新興メディア『The Verge』の報道によると、今後はメンションやリプライも文字数としてカウントしない方向(この場合対象の相手が複数いても140字に含まないそうです)で検討されているとのこと。
これが実装されれば、更に情報量は増やせそうです。
なお、URLリンクに関しての情報はバラバラで、今回の変更にURLリンクも含まれると報道しているものも複数見られます。
しかしながら、私の実験でもわかる通りリンクはまだ文字数として加算されるようです。
5月に出回った噂では『URLリンクも文字数としてカウントしない』というものがあったので、誤解しているのかもしれませんね。
まとめ
Twitter社はこの1年ちょっとの間に、さまざまな仕様変更を行っています。
DM(ダイレクトメッセージ)の文字数も、2015年6月に140字から1万字に拡大されていますね。
う〜ん…
DMも、ツイートも、文字数が増えりゃいいってもんでも無いと思うのですが、生き残りのために必死の様子です。
それだけ世の中の流れが早いということなのでしょう。
つい数年前までSNS業界の勢力図といえば、TwitterとFacebookが二強だったわけですが、今はFacebook社(Facebook、Instagram、WhatsAppなどを抱える)の一強状態。
その後ろを、Snapchatや、中国Tencentなどが追っている状況でしょうか。
Twitterはちょっと置いていかれてしまった感ありますね。
私はTwitter大好きなので、なんとか頑張っていただきたいものですが…
今後の動きが注目されます。