YouTube動画をわずか5日間で10,000再生越えさせるためにとった戦略のすべて

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 投票率向上のための啓発動画が12,000再生

こんばんは。
マーケティング・コンサルタントの落合正和です。

今年の2月に執行された2014年東京都知事選挙。

私はこの東京都知事選挙で、”投票率向上のための啓発動画を拡散させる”というミッションを請け負っていました。

結果から申し上げますと、この動画は「政治」「選挙」という再生回数が伸びない分野で、さらに特定の候補者や政策を述べるわけでもない「投票率向上」という厳しいテーマにも関わらず、僅か5日間(実質4日半)で12,000再生もの数字を叩き出しました。

東京都が公式に制作した、同様の投票率向上啓発動画が3000再生程だったことを考えると、約4倍。

しかも平均再生率は◯◯%。動画が短いとは言え、ほとんどの方が最後まで視聴しています。

驚異的に数字だったことがわかると思います。

こちらです

ねぇ…一緒にいこ 【東京都知事選挙 2014】

では、この動画はなぜここまで再生が伸びたのでしょうか?

10,000再生越えさせるためにとった戦略のすべてを解説いたします。

人気海外ドラマの法則をつかった

LOST、24 -TWENTY FOUR-、プリズン・ブレイク、ヒーローズ、The Walking Dead。

あなたも1度は海外ドラマにハマったことがあるのではないでしょうか?

海外ドラマの中毒性の要因は、

1、展開のはやさ
2、常時次が気になるストーリー
3、次から次へと表れる登場人物

こんなところにあると思います。

この動画には、これらの要素がすべて詰まっています。

展開のはやさ

女性モデルさんには「いっしょにいこ!」という一言だけで、次々と交代してもらうカタチになっています。

展開がはやい為、動画を止める間もなく、最後まで観てしまう仕掛けです。

常時次が気になるストーリー

展開がはやい上、「いっしょにいこ!」のフレーズだけが繰り返されます。

視聴者の頭の中は、「どこに???」という言葉で埋め尽くされるでしょう。

つまり、次の展開がきになってしかたないわけです。

次から次へと表れる登場人物

約1.5秒で次から次へと登場人物が変わります。この展開に視聴者は魅了されるわけです。

このような3つの要素を組み込むことで、動画に「面白み」が生まれ、バイラル(口コミ)が起きました。

これを私は、”人気海外ドラマの法則“と呼んでいます。

 

A/Bテストをした

A/Bテストとは、2つある選択肢のうち、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを見極めるテストのことです。

実は、この投票率向上動画、

ショートバージョン(19秒)

ロングバージョン(29秒)

まったく別バージョン

3種類の動画を制作し、初日は同時に公開。どちらの再生数が伸びるかテストしました。

結果、想像通りショートバージョンが最も良く再生されたため、二日目以降はショートバージョンだけを推しました。

ちなみにまったく別バージョンの動画も2,000再生を叩き出しています。

YouTubeの関連動画表示を狙った

今は選挙が終わってしまったので戻しておきましたが、動画の説明文の欄に、テーマが関連する人気動画のURLを記載し、先方の動画が再生された際に、関連動画に表示させる作戦をとっていました。

動画の説明文にリンクを入れておくと、どうやらリンク先の動画の関連動画に表示されやすくなる…と感じます。
※正確なデータはとっていません。

また、[ページのソースを表示]させて、人気動画のタグも参考にさせてもらいました。

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ソーシャルメディア(SNS)を活用した

どれだけ動画が面白くても、火種が無ければバイラル(口コミ)は起きません。

その火種に利用したのがFacebook、Twitterといったソーシャルメディアでした。

バイラルの火種を産むためにやったことは2点

可能な限りのソーシャルメディアローラー作戦

ローラー作戦とは、片っ端からしらみつぶしに…という作戦です。

別名『じゅうたん爆撃』

持っているソーシャルメディアのアカウントの全てを使って、この動画のURLを投稿しました。もちろん、協力してもらえそうな知人にも同様にローラー作戦を依頼しました。

有名人のリツイート

さらに、多くの著名人、有名人にリプライしていきました。

もちろん無視されたケースも多かったですが、動画に共感してくれた人はリツイートしてくれました。

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実際に今回のミッションで実現できたのはここまで。

しかし、当初の狙いではもうひとつ上の段階を狙っていました。

これが実現できたら、もう1桁上の再生数を叩き出したかもしれません。

その作戦が…

バイラルが起きることで、大きなメディアが動く

大きなメディアを動かす!という作戦です。

「Yahoo」、「グノシー」、「はてな」、そして「2ちゃんねる まとめ」といった媒体に取り上げられれば、確実にもう1桁上の再生数を叩き出したでしょう。

しかしながら、ここには届きませんでした。

SNSで話題 ⇒ 2ちゃんねるでスレッドが立つ ⇒ 盛り上がる ⇒ 2ちゃんねる まとめに取り上げられる ⇒ キュレーションサイトでさらに拡散!

こんな流れを狙っていましたが、叶いませんでした。

時間も運も不足していたのだと思います。

まとめ

これらが、YouTube動画をわずか5日間で10,000再生越えさせるためにとった戦略のすべてです。

結果、東京都の公式動画の約4倍もの再生数を叩き出しました。

選挙というテーマではなく、取り上げられやすい、話題になりやすいテーマで、この作戦を決行すれば、その威力は計り知れないものになるでしょう。

ぜひ試してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

落合正和

マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー 2010年よりソーシャルメディアマーケティングに注目し、現在はオフラインでの商圏分析とソーシャルメディアマーケティングを融合したナレッジをベースに、企業や政治家、プロスポーツ選手といった方々へのコンサルティング活動、講演活動を行っています。 著書:はじめてのFacebook入門【決定版】(秀和システム)