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JC・JKが夢中になるショートムービーサービス「Vine」
いま女子中高生を筆頭に、「Vine」というショートムービーサービスが人気になっている。
女子中高生は動画サービスに大変敏感で、少し前はツイキャスに夢中だったはずが、早くも流行は「Vine」へ。
さすがだ!流行はいつも女子中高生から始まる。
さて、それでは
・「Vine」とはいったいどんなサービスなのか?
・なぜ人気があるのか?
・従来の動画サイトである、Youtubeやニコニコ動画となにが違うのか?
解説していこう。
スマホアプリのショートムービーサービス「Vine」
Vineとはどのようなものなのか?

Vine(ヴァイン)とはTwitterによるモバイルアプリケーション。
Twitterのフィードを通じ、最長時間は6秒という短いビデオクリップが共有できるスマホアプリだ。
iPhoneはもちろん、Androidにも対応した無料アプリで、2013年1月24日にはじめて公開されている。
それからジワジワと人気を獲得し、ここ最近話題を振りまいている。
元々は新興企業であったVineをTwitterが買収し、2013年1月に提供。
日本版は2013年11月に開始。
現在のユーザー数は世界で4000万人を突破した。
まずはどんなものか見てみるのが一番だ。
以下のサイトにVineの人気動画が集まっているので見てほしい。
Vranco | Vineの人気動画がわかる! リアルタイムランキング トップ100
Vineの使い方 | 手軽さが人気のヒミツ
女子中高生はシンプルなものを好む。
ツイキャスもそのシンプルさが流行の要因となったが、今回のVineの流行も同様だ。
ちょっとGeekな匂いのするFacebookやLinkedinなんで難しいものは嫌いだ。(あたりまえか…)
Vineの使い方はとてもシンプルでカンタン
1、アプリを立ち上げ、撮影モードにする
2、画面にタッチ。タッチしている間だけ録画が行われる(最長6秒)
3、撮影した動画は、アプリで簡単にアップロード
やることはこれだけ。
誰でも手軽に動画を作成し、投稿できてしまう。
Twitter公式アプリなので、Twitterのインフラに乗ることで、ものすごい勢いで拡散する。
今は一発ギャグなどが中心だが、面白いもの、話題性のあるものは世界中に拡散されてしまう。
だからこそ、また問題が起きることも心配される。

Vine(ヴァイン)のポルノビデオ問題
米国では、サービスの開始当初からポルノビデオが投稿されるようになり、問題となっている。
女子中高生に人気があるという観点からも、これは心配な問題だ。
昨年日本でも話題になった、リベンジポルノの危険性などにも注意が必要だ。
せっかくユーザー数を伸ばしているのだから、しっかりと規制を整備して、健全なサービスとして発展してほしいものである。
このポルノビデオがアップルのガイドライン抵触し、App Storeから削除される可能性も噂されている。
既存の動画共有サービスYoutubeやニコニコ動画とは文化が違う
わずか6秒で気軽にできるがVine。
Youtubeのような本格さも、ニコニコ動画のようなオタクの匂いもないサラッとしたサービスがVineだ。
これまでとはまったく異質な文化で、スマホの普及とともに着実にユーザー数を伸ばしている。
新しい動画サービスの文化を産み出していると言って良い。
ビジネス活用には…よっぽど話題になるショートムービーを作成し、バズを起こさないと難しいかもしれない。
ちなみに、オバマ大統領は、白血病と闘う少年に「Vine(ヴァイン)」でメッセージを送ることで、大きな話題を産み出し、自身のイメージアップを図ったことがある。
やはり戦略家であり、ソーシャルメディアのプロだ。

Vine(ヴァイン)まずは使ってみよう
このわずか6秒のショートムービーという、新しい動画文化は、今後も徐々に拡大していくだろう。
何よりも、Twitterというインフラが強みだ。
その拡散性や潜在力は類似のサービスの中でも群を抜いている。
Vine(ヴァイン)、そしてTwitter。
これからも目が離せない存在だ。
まずはどんなものか使ってみてほしい。新しい世界を味わえるのは間違いない。
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