手賀沼公園の目の前にある、和の趣の日本茶カフェ『喫茶たけやま』
昨年12月に竹山園本店からリニューアルした『喫茶たけやま』に行ってきました。
沼尻 亙司さんの「房総カフェⅡ 美の遺伝子 — 我孫子 手賀沼 —」にも紹介されていて、行きたいお店のひとつでした。
※アマゾンにはまだ掲載されていないようなので、前著・千葉の海カフェをご紹介
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我孫子駅前にある『竹山』と同系列のお店のようです。
こちらはお店の正面が手賀沼公園ですから、遊びに来ていたファミリーや、サイクリスト、昔から(お茶屋さん時代)の常連さんと思わしき人で、店内は混み合っていました。
この日は6月にも関わらず、30度を超える真夏日。
手賀沼公園のベンチで読書をしていた私もさすがに暑さに参りました。
熱中症一歩手前の私も、かき氷ののぼりに誘われて店内へ
店内はお茶屋さんそのもの。
壁の棚には茶器や、お茶が並べられ(もちろん購入も可能)、3〜4のテーブル席と、カウンターが数席。カウンターのガラス越しには手賀沼の青い水面も見ることができます。
メニューはこんな感じ。
かき氷だけでなく、コーヒーやトーストにサンドイッチ、ケーキセットもあります。
当然イチバンの売りは煎茶や抹茶でしょう。
入ってすぐのレジで先に注文し、お会計を済ませるシステムです。
とても穏やかでにこやかなご主人が迎えてくれました。
熱中症寸前ですから、私の注文はもちろんかき氷。(かき氷は持ち帰りもできるようです。)
抹茶を選びましたが、程よい甘さで美味しかったです。
これからもっともっと暑くなりますからね。
手賀沼公園で遊び疲れたり、暑い夏の日の休息にはぴったりのお店でした。
次はちゃんとお抹茶を飲みに行こうと思います。
それにしても本当に手賀沼はカフェ天国。
恐れ入ります。
まとめ&店舗情報
手賀沼公園すぐそはの日本茶カフェ『喫茶たけやま』さんのお店情報は以下の通りです。
お店のある、我孫子市白山は、夏目漱石の門下生の一人であり、作家・詩人である 中 勘助 が大正9年〜12年寄寓した場所。この地で『沼のほとり』『提婆達多』『犬』などの作品を残しました。
近くには中勘助仮寓跡が今でも残っています。
また、この白山一丁目は教育者・嘉納治五郎先生が理想の学園を建設する構想を抱いていた場所でもあります。
すぐそばにある嘉納治五郎先生の別荘地とはまた別に、2万坪以上の用地を購入しており、そこに学園建設を始めるも途中で断念(その理由は今も謎のまま…)。農地に転用することになりました。近くには「嘉納後楽農園跡」を示す案内板が設置されています。
※嘉納後楽農園跡は、寂しいことに案内板以外何も残っていません。
そういった文人や教育者の足跡を尋ねる散策も、手賀沼観光の楽しみのひとつですね。
【住所】我孫子市白山1-7-12(手賀沼公園駐車場向かい)
【営業時間】9:00~16:30
【定休日】毎週水曜日、第三水曜・木曜定休日