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今年で16回目!ジャパン・バード・フェスティバルとは?
今年も行ってきました!ジャパン・バード・フェスティバル!
ジャパン・バード・フェスティバル(通称 JBF)は、2001年の11月から、日本で唯一の鳥専門の博物館、皇室とも縁の深い山階鳥類研究所のある、手賀沼のほとりで開催されるようになりました。
手賀沼って野鳥の聖地みたいなところなんですよ。
そんなジャパン・バード・フェスティバル、今年で16回目を迎えます。
例のショッキング映像や、台湾映画の話題を先に書いてしまいましたが、このイベントは手賀沼関連行事の中では最大級のもの!本来であれば優先して記事にすべきことでしょう…
何せ僅か2日間の間に、世界中の鳥好きが4万人も押し寄せる巨大イベント。鳥をテーマにしたイベントとしては、日本最大級のものです。
行政・NPO・学生・市民団体、民間企業など多くの団体がブースを出店。
鳥・自然環境に関する研究・活動の発表、鳥の彫刻・絵画・写真展、子供工作教室、船上バードウォッチング、スタンプラリー、飲食ブースに、光学機器メーカーの販売ブースまで!
ぶっちゃけ鳥にまったく興味の無い人でも十分に楽しめる年に一度のお祭りなのです。(実際、私もまったく知識ないですし^^)
アビスタ(手賀沼公園)、手賀沼親水広場、鳥博広場、鳥の博物館、山階鳥類研究所、けやきプラザ9F、今年は工事中の水の館を除く6会場で開催されました!
今年は水の館がリニューアル工事中の為、
手賀沼親水広場を中心に、上記の合計6会場での開催されました。
これだけでもジャパン・バード・フェスティバルの規模の大きさがご理解いただけるかと思います。
今年はけやきプラザ9Fだけは行けなかったのですが(っていうか混みすぎてクルマが停められない)、その他の会場はチェックしてきましたので、そのレポートを!
私の回った順番通りにお伝えいたします。
手賀沼親水広場
この日ばかりは私が書いた、休日でも空いている!!手賀沼近くの駐車場6選の記事も役に立たないほどの混雑っぷり。当然、親水広場の駐車場はオープン即満車です。
この日は市役所の駐車場が、JBFの臨時駐車場として開放されていました。(例年そのような形です)普段はいない誘導、警備のおじさんと挨拶を交わしながら、徒歩で会場へ。
現地に到着すると、とにかく人、人、人、で圧倒されます。
これでも人が少ない場所を狙って撮っています。
さすが世界規模の鳥の祭典!
さて、親水広場では、多数の飲食ブース
もちろんイベント出店率100%のハリオンも!
そして、光学機器メーカーのブース
ニコン、キャノン、リコー、ケンコー、富士フィルムと、有名企業、一流企業ばかり。
ここでは最新の光学機器が展示販売されているのですが、実際に高額な双眼鏡(9万円くらい)を覗いてみて驚き。遥か遠くの木の枝にかかる蜘蛛の巣までしっかり見えちゃう。
ちょっと欲しくなってしまいました。
その他、さまざまな団体のブース
海外ブースも多数
親水広場では、フィリピン、ブータン、香港のブースが設置されています。さすが世界規模!
何気なく会場を歩いていても、さまざまな鳥の知識が耳に入ってきます。
例えば「エナガの巣はコケと蜘蛛の糸」でできているとかね。
中央にはステージがあり、さまざまな催し物が。
ボサノバが聞けたり、漫才があったり、鳥の鳴き声のイントロクイズがあったり。。。
さすがに今年はテガヌマンはいないだろうと思いきや…
いた(笑)
続いて連絡通路を渡り、鳥博広場へ
鳥博広場
鳥博広場は、行政やNPO関連のブースがいっぱい。
伊豆下田のブースには謎のゆるキャラ
ゆるキャラといえば毎度おなじみの「うなきち焼き」も。
イベントごとに必ず買っているので、お店のおじさんに顔を覚えられました。
つづいて私の大好きな台湾ブース
その他海外勢は、モンゴルに、リトアニア
こちらの会場には、書籍の展示販売ブースが5つ。
かわいい鳥の写真集から、図鑑、自然環境関連本まで。
本を見ると無条件に買いたくなる衝動を抑えるのが大変でした。
鳥博広場横にはこの2日間だけ運行されるジャパン・バード・フェスティバル専用臨時バスも。
すごいでしょ。
アビスタ(手賀沼公園)
親水公園から手賀沼遊歩道を歩いて、手賀沼公園へ。
例年は盛り上がりに欠ける(ように感じる)アビスタ会場ですが、今年はリニューアル工事中の、水の館内の展示がこちらに移動している為、大きな賑わい。
空には鳥を型どった凧が舞います。
アビスタ前には、たくさんの飲食ブースや、グッズの展示販売ブースが。
我孫子の名物、巨大なからあげそばで有名な弥生軒は長蛇の列
アビスタ館内では学生関連、NPO関連の展示が多くありました。
1Fには鳥の写真がズラリ
これどうやったら応募できるんだろう?私も出したい。
一通り見た後は、水上バスで親水広場に戻ります。
晴れた日の手賀沼の湖面を水上バスで走るのはとても気持ちよかったです。水上から見る手賀沼は普段とは少し違って見えて楽しかったですよ。
ちなみに水上バスの他にも、水上バードウォッチングなるものもあったのですが、気づいた時には既に満席!乗ることはかないませんでした。
鳥の博物館
ジャパン・バード・フェスティバル開催中は無料開放(普段は大人300円)されている鳥の博物館。
ここは、日本で唯一、鳥類について総合的に研究・展示する博物館になっています。
博物館内は、大量の鳥の剥製が展示され、私も手賀沼で知らない鳥に出会うと、ここで何の鳥だったのかを調べたり、楽しく利用しています。
絶滅した巨大鳥レプリカの迫力に驚く友人
そうそう、鳥とは関係ありませんが、ここの3Fテラスから見下ろす手賀沼は絶景ですよ。
山階鳥類研究所
山階鳥類研究所は鳥類学(鳥学)を専門にしている民間の研究機関です。
創立者の山階芳麿氏が皇族出身者ということもあり、現在も総裁は秋篠宮文仁親王が務め、過去には黒田清子さんが非常勤研究員として勤めたこともありました。
ジャパン・バード・フェスティバルでは「見にレクチャー」と称し、研究紹介や、所内の紹介を実施しているのですが、2年連続時間が合わず、中に入ることができませんでした。
来年は計画的に回ろう…
まとめ
と、今年は5会場を回り、ジャパン・バード・フェスティバルを楽しみました。
今年も、鳥と触れ合うのはもちろんのこと、船に乗ったり、食を堪能したり、手賀沼を存分に楽しみ、大満足の2日間となりました。
それにしても、この一大イベント。
4万人もの人を動員し、会場周辺の駐車場はすべて埋まり、臨時のバスが何台も出ているほどの賑わいにも関わらず、地元の人が知らないケースがマジで多い!
我孫子はともかく、柏の人はほとんど知らないんじゃないかなぁ。
この記事を書くことで、地元の人が、手賀沼で『世界的な鳥の祭典』が開催されていることに一人でも多くの人が気づいてくれればと思っております。。。