SNSにおけるプロフィール写真の効果的な使い方・見せ方

サンクチュアリ出版さまでトークイベントを行いました

今日はサンクチュアリ出版さまでトークイベントを行いました。

ご参加いただいた22名の皆様、ありがとうございました。

参加者の皆様からのご質問は随時受け付けておりますので、遠慮無くなんでも聞いてくださいね。お待ちしております。

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さて、今回は、そのトークイベントでもお伝えしました『効果的なSNSのプロフィール写真』についてお伝えいたします。

今までセミナーではお伝えしていたのですが、なぜかブログ記事にしていなかったようで…

このノウハウだけでクリック率が大きく変わったり、成約率が向上したりという効果がありますので、ビジネスで活用している方はぜひご参考ください。

我々弱者は、小さなことからコツコツと…が大事ですからね。

各ソーシャルメディアのプロフィール写真を統一し、ザイオンス効果を図る!

ブロガーにとって各種ソーシャルメディアの活用は、もはや必須事項になっています。

いまや多くのブロガーさんたちが、Twitterやfacebook、InstagramやYouTubeといったソーシャルメディアを活用して、ブログの強化を図っています。

複数のソーシャルメディアの活用は当たり前の時代になりました。

このソーシャルメディアにおいても、プロフィール写真は大変重要な位置を占めています。

以下のポイントを押さえておくことが基本になります。ひとつひとつチェックしてみましょう。

※ビジネス活用における効果的な手法です。趣味で使うなら自由ですよ!もちろん。

顔が認識できる大きさになってるか?

当たり前のことですが、ソーシャルメディアのプロフィール写真は、『誰が投稿しているのか?』を見える化するために存在しています。集合写真や、友人と一緒に写っている写真では、当人を判別することができません。

また、全身が写っているような引きの写真では顔を判別することができません。

これは他者に顔を覚えてもらいにくい他、相手にストレスを与える要因にもなりますので注意が必要です。

バストアップ写真くらいがちょうど良いでしょう。また、ビジネス活用するのであれば、しっかりとしたプロに宣材写真をとってもらうようにしましょうね。

服装等がビジネスと一致しているか?

接骨医の方なら、白衣を着る。弁護士さんならスーツを着る。画家さんなら絵筆を持つ。

プロフィール写真では、そういった服装まで気をつかっていくことで、あなたの個性や職業を認識しやすくなってきます。

逆に白衣を着た大工さん、スーツを着たコックさんなど、違和感がある服装の場合、それがよほど奇抜なものでない限り、ユーザーがあなたを認知するための速度は遅くなります。

こういつた小さな工夫も大変大きな効果を生むので、馬鹿にはできません。

各ソーシャルメディアのプロフィール写真は統一されているか?

ザイオンス効果という言葉をご存知でしょうか?

ザイオンス効果
同じ人、物に接する頻度が多いほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のこと。 アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが広めたことで、このように呼ばれる。

ソーシャルメディアをビジネスで活用する目的のひとつは、顧客との距離感を縮めることで成約率を向上させたり、情報の信頼度を向上させることにあります。

そう考えると、このザイオンス効果というものは積極的に活用していくべき心理効果でしょう。

であれば、各ソーシャルメディアのプロフィール写真は統一されているほうが良いにきまっています。

接触頻度の数が好印象につながるのですから、それは当然のことですね。

ブログはもちろんのこと、Twitterやfacebook、Instagramなども同じプロフィール写真で統一しておきましょう。

そうすることでザイオンス効果はよりその力を発揮することになります。

プロフィール写真の向きを変えるだけで好印象&クリック率向上につながる!

プロフィール写真の向きひとつでも、印象の良し悪しは変わってきます。

以下の画像を見比べてみてください。

スクリーンショット 2016-06-18 23.26.48 スクリーンショット 2016-06-19 0.02.04

いかがでしょうか?

上下の画像、どちらのほうが自然に感じますか?

普通の感覚を持っている人は、上のほうが違和感を感じないと思います。

上の画像はプロフィール写真の目線が、画面の中央にあるフィードに向かっています。

スクリーンショット_2016-06-18_23_26_48

それに対し、下の画像は目線が外に向かってしまっていますね。

スクリーンショット_2016-06-19_0_02_04

これでは人の目を見て話さない人と同じで、印象が悪くなってしまいます。

実はこのプロフィール写真の向きというものは効果絶大で、この目線の向きにごとに、フィードの投稿にあるリンクのクリック率を計測したところ、なんと上のように、目線が画面中央に向かっているパターンのほうが1.25倍高くクリックされていることがわかりました。

こういったちょっとしたポイントもしっかり抑えておくことで、ビジネスにおける成果は大きく変化するんですね。

意識しておきましょう。

ちなみに、目線がド真ん中、まっすぐ前を向いている写真を使うと、これはこれで目があってしまいユーザーに違和感を与えます。また、免許証の写真のように見えてしまい、素人感が増してしまいますし、人によってはかなりのドヤ顔に見えてしまうので、こちらも注意が必要ですね。

まとめ 〜ブログのプロフィール写真はファーストビューに置こう!〜

以上、説明してきたように、ソーシャルメディアにおいて、プロフィール写真は大変重要な位置を占めています。

・ザイオンス効果の活用
・プロフィール写真の向き

こういったところを意識するだけでも、結果は大いに違ったものになります。

ぜひ実践してみてください。

また、ブログにおいてはプロフィール写真の設置場所というものが決められていません。(無料ブログは用意されているものもありますが…)

これも基本的には記事本文に目線を向け、ファーストビューで確認できる位置に置くと良いでしょう。

ファーストビューとは
ユーザーの画面にWebページを表示した時に、最初に表示される領域のこと

落合式ブログ&SNS活用法 メール講座

この講座は、お金をかけずとも集客が可能であるブログを中心にFacebook、TwitterなどのSNSを活用し、自分だけのオリジナル情報発信メディアを構築、ビジネスに役立て、収益化していただくための講座です。
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落合正和
株式会社officeZERO−STYLE代表取締役
一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団 副理事長兼専務理事
マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー
ブログやSNSを中心としたWebメディア、生成AI活用が専門。ネット事件やサイバー事件、IT業界情勢、インバウンド観光、生成AIリスクなどの解説で、メディア出演多数。 ブログやSNSの活用法や集客術、SEO、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。 著書: 会社のSNS担当になったらはじめに読む本(すばる舎) ビジネスを加速させる 専門家ブログ制作・運用の教科書(つた書房) はじめてのFacebook入門[決定版](秀和システム)