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Facebook社がMSQRDを買収!これはSnapchat(スナップチャット)が”来る”予兆である!
人気チャットアプリSnapchat(スナップチャット)。
なぜこのタイミングでSnapchatの記事を書こうとしたのかと言うと、Facebook社が、MSQRDという画像フィルターアプリを買収したからなんです。
その前に、Snapchatが同様に画像フィルターアプリLookseryを買収しており、Facebook社の動きは、Snapchatを明らかに意識したもの。
チャットアプリという分野で、Snapchatと肩を並べるための行動でしょう。
Facebook社はこの分野ではメチャクチャ顧客のニーズに敏感で、素晴らしい嗅覚を持って次から次へと新しい手を打っています。
いま大流行しているInstagramの買収も大成功でした。
Facebook社にこういった動きがあるってことは、日本においても、Snapchatが今のInstagram級の成長を見せる可能性は十分あるってことでしょう。
今のうちに人気チャットアプリ、Snapchat(スナップチャット)をしっかり理解しておこう!ってなわけです。
数字から見るチャットアプリ Snapchatの強さ
さて、それでは、あのFacebook社も意識する、『Snapchat(スナップチャット)』ってのはどんなアプリなんでしょうか?
まず数字の面から見ていきましょう。
・1日に1億人のアクティブユーザー
・2015年の売上は5000万ドル
・1日当たりの動画視聴回数60億回
はい。
日本ではまだ十分な認知を誇っているとは言えませんが、海外では既に化け物級のアプリです。
ちなみに世界最大のSNSであるFacebookでの、1日当たりの動画再生回数は80億回ほどですから、いかにSnapchatが多くのユーザーに受け入れられているかがわかるでしょう。
それにしても。。
こういったSnapchatのような新しいアプリが次々と生まれ、僅か2年前には、Facebookに次ぐ影響力を持っていたTwitterが20位圏外のアプリとなり、苦境に立っているのは寂しい限りです。
日本では未だに、若者が好きなSNSナンバー1はTwitterのようですが…
Snapchat(スナップチャット)とは何か?その特徴とは?
Snapchatはカンタンに言えばチャットアプリ。
2011年9月に、エバン・スピーゲルとボビー・マーフィーによって共同開発されました。
アプリの特徴を述べると、
1、ユーザーが写真や動画を個人、またはグループに送信することができる!
うん、ここまでは普通ですね。FacebookやTwitter、Instagramと変わらない。
2、画像や動画を加工できる!
フィルターを加えたり、テキストを追加したり、スタンプを入れたり…
私がオッサンだからか、印象としてはプリクラを撮り終えた後の加工のような印象。
これもまぁ珍しくはない機能です。
3、1秒から10秒の間で閲覧時間を設定、閲覧時間の終了後、写真や動画は見られなくなる。
これがSnapchatの個性です。
送られた写真や動画は、指定した時間が過ぎると消滅してしまうのです。
消えてしまうから、アプリのアイコンも「おばけ」のイメージ。
この斬新な機能がウケているんですね。
Snapchatユーザーの多くがティーンエイジャー リベンジポルノ等の心配も…
現状、ユーザーの大半がティーンエイジャー。
日本でも10代を中心に、少しづつ盛り上がってきています。(こうなると心配なのが純国産アプリのMixChannel。協力な競合となるが頑張ってほしい。)
なぜ流行しているのか?
これまでのSNSや、こういったアプリの類は、
・いいね!の数
・シェアの数
・リツイートの数
など、人からの評価が気になる仕様、機能になっていましたが、
Snapchatは投稿した写真や動画が10秒以内で消えてしまうため、他者の評価を考えずに写真や動画をシェアすることができるのです。
つまり、ユーザーが気軽にありのままの姿を投稿できるわけです。それにより、かなりきわどいやりとりも存在するのが事実です。
また、この10秒で消えてしまうという特性は、受け取った写真や動画の内容を、忘れないうちに返信しようという意識が働くため、ユーザー間のやりとりが活性化する要因にもなりました。
また、Instagramの流行時と同様に、インフルエンサーとなる芸能人が次々と使い出していることも、Snapchat人気の要因のひとつでしょう。
日本の芸能人ならローラ、海外では、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、リアーナ、など誰もが知る有名人が参加しています。
まとめ
このように米国を中心とした、海外のアプリ市場で爆発的な人気を誇るSnapchatは、今まさに日本でも市場の広がりを見せようとしています。
これまでのFacebook、Twitter、Instagramといった投稿を蓄積するタイプのSNSなどとは違い、コンテンツが秒速で喪失していくという、新しい発想から生まれたのが『Snapchat』です。
企業もビジネス活用を模索しており、今後さまざまな情報がWebに広がることで、日本でもさらなるユーザー数の積み上げが起きるでしょうね。
ぜひ今のうちにアプリをダウンロードし、この世界で何が起きているのか??
を知っておきたいところです。