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CHAGE and ASKAの根強い人気を肌で感じている次第です
小学生の頃から聴きつづけ、もう30年以上もCHAGE and ASKAの楽曲を聴きつづけています。
私は以前もこんな記事を書いており、
未だに結構読まれていて、CHAGE and ASKAの根強い人気を肌で感じている次第です。
そんな中、ASKAさんがブログを始めたようで、再び世間でも注目が集まっています。
世間がざわつき、いろいろな意見が出始めると、
『おいおい…何言ってんだよ!全然違うよ!』
『デマ撒き散らすなよ!』
『事件があったからって、何言ってもいいわけじゃないだろ!』
など、ファンとしては憤ることが多いです。
まぁ事件については法を犯したASKAが全面的に悪いわけで、それについては何も思うところはありませんが…
「SAY YES」と「YAH YAH YAH」しか知らない人が、ASKAの歌唱力や作詞作曲能力についてまで、あ〜でもない、こ〜でもないと語られるとちょっとね、言いたいことも出てきますよそりゃ。
というわけで今日はそんな一ファンの独り言を。
たぶん世間の印象はSay Yesや、YAH YAH YAHあたりで止まっているだろうけど、ASKAの全盛期は間違いなくROCKETツアーだ。ROCKETのASKAと90年代のASKAでは比べものにならない
ASKAの歌唱力や声について『全盛期のASKAは…』みたいなネット上の書き込みをよく見ます。
どうやら多くの場合、それは「SAY YES」〜「YAH YAH YAH」くらいの時期を指しているようです。つまり、CDがリリースされた1991年〜1993年あたりのことを言っているのでしょう。
これに反論したい。
たしかにCDセールスの最盛期がその時期であったことは間違いないです。
さりとて、その時期をASKAの歌唱力の頂点と見るのは間違いでしょう。
報じられている通り、声が出ない(出るときと出ない時の調子の波が大きい)時期が長くあったのも事実。2004年の熱風コンサートでの苦しそうな歌い方は、今でも鮮明に浮かんできます。
ずっと聴き続けてきたファンにはよくわかると思うのですが、この声の出ない時期(特に1999年〜2006年の頃 ※私の感覚ですが…)は、ASKAがさまざまな歌唱法を試しているように感じました。
当時はファンの中からも『声が出ていない!』という辛辣な声は聞こえていた時。
確かに高音の伸びや音域の狭まりは気になりました。
しかしながら、私には声が出ないなりに、歌い方の深みが増しているように感じていました。
声が出なくても“聴かせるテクニック”を身につけているように感じたのです。
その後、2007年あたりから声の調子も取り戻し、2010年〜2011年の『ASKA CONCERT TOUR 10>>11 FACES』では完全復調。
2012年〜2013年『ASKA CONCERT TOUR 12-13 ROCKET』では、完全復調した声に加え、“聴かせるテクニック”があり…
私が言うのもおこがましい話ですが、この時のステージ上のASKAの歌声は、
「SAY YES」〜「YAH YAH YAH」の時期よりも遥かに優れた歌手に成長していたように感じました。
この時期リリースされた楽曲も同様で、2012年10月17日に発売された、7枚目のオリジナル・アルバム『SCRAMBLE』は、ASKAソロの最高傑作ではなかったかと感じています。
[amazonjs asin=”B008RBFCLG” locale=”JP” title=”SCRAMBLE(Blu-ray Disc付)”]このアルバムに収録されている『いろんな人が歌ってきたように』は、「ASKAソロの曲で一番好き!」と言うファンも少なくありません。(私もそう思います。)
ASKA本人も自信を持っている『UNI-VERSE』はもちろんのこと、ファンには思い入れの深い『L&R』や、『歌の中には不自由がない』『あなたが泣くことはない』なども収録されており、ASKAの才能の全てが爆発したようなアルバムです。
どう考えてもASKAの全盛期は2009年〜2013年に違いありません。
その後は逮捕〜現在に至り、生の歌声が聴けていないのでどうなのかわかりませんが。。。
ASKAってのは、モーツァルトとかバッハとか、その類に肩を並べるレベルの天才なんだと思ってる。
たぶん世間の印象はSay Yesや、YAHあたりで止まっているだろうけど、全盛期は間違いなくROCKETツアーだ。ROCKETのASKAと90年代のASKAでは比べものにならない。— 落合正和@SNS講演講師依頼承ります (@ochiaiabe) 2016年1月11日
所謂それが、声の出ない時期を乗り越え、喉の左側を鍛えた成果なのだろう。感動を通り越して震えるレベルだった。言わば、全盛期を迎えた瞬間の逮捕だ。1日も早く復帰して欲しい。ASKAの楽曲と声は日本の国宝である。
— 落合正和@SNS講演講師依頼承ります (@ochiaiabe) 2016年1月11日
「SAY YES」と「YAH YAH YAH」だけじゃないASKAを知ってほしい
ファンに「CHAGE and ASKAの好きな楽曲を選んで!」と言うと、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」が上位に来ることはほとんどありません。
※もちろん「SAY YES」、「YAH YAH YAH」も良い曲ですが…
多くの場合以下の曲が選ばれるでしょう。
・On Your Mark
・PRIDE
・太陽と埃の中で
ASKAソロ曲なら
・月が近づけば少しはましだろう
・けれど空は青 ~close friend ~
・同じ時代を
このあたりがいつもファンの好きな曲として上位に選ばれています。
もちろんこれらの楽曲は、文句のつけようの無い素晴らしい名曲揃い。
でも、せっかくなのでここでは”私”の好きなASKA曲、オススメの曲をご紹介しましょう。
まずは、上記の”感動系名曲”とはまた違った味の、カッコイイ系をCHAGE and ASKA曲から2つ!
RED HILL
GUYS
どうにも世間にあるASKAのイメージは、甘いラブソングばかりを歌っているいる印象のようですが、こんな高揚感MAXのカッコイイ曲も多数歌っているんです。
ASKAソロのカッコイイ系の曲なら…
着地点
https://youtu.be/eNzEijvdFgI
どうです??
カッコいいでしょう。私はこういう曲が好きなんですよね。
そして、最後にASKA全盛期(2009年〜2013年)の名曲を。
いろんな人が歌ってきたように
https://youtu.be/3AAJ5TkjV6s
まとめ 全盛期(現在)のASKAの歌唱力
いかがでしょうか?
上記で述べた通り、ASKAの全盛期は間違いなくROCKETツアーの頃。つまり逮捕直前です。
もちろんROCKETツアーは私も生で聴きに行っています。
そりゃあもう、とんでもない歌唱力でしたよ。鳥肌がたちました。
あのライブの迫力は忘れられません。哀しいことにその最高のパフォーマンスのASKAを収録したCDやDVDが出ていないのです。
一時iTunesで先行配信されていましたが、事件のせいでそれも配信停止。今ではそれを聴く術がありません。(私は停止前に購入できたので聴けますが…)
寂しい。
でも、ひょっとすると喉を酷使することの無い現在のほうが、更に調子が良くなっているかもしれません。
この時期にASKAの歌声を聴くことができないのは、ファンにとっては辛いところです。
唯一の希望は、ASKAがブログで楽曲のリリースに前向きであると言っていること。
ASKAソロも、CHAGE and ASKAでも、どっちでもいい(いや…どっちも聴きたい!)。
1日も早くその声を耳にしたいものです。
最後にもう一曲ご紹介を…
Man and Woman