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ピクトリー(Pictory)とは?小・中・高学生に人気を博し、今や月間1億PVの国産SNSアプリ
10月26日、匿名画像SNSアプリ『ピクトリー』が月間1億PVを超えたというプレスリリースが届きました。
『ピクトリー』はカクテル株式会社(本社:東京都渋谷区)が Google Play(TM)、AppStore にて配信中の画像SNSアプリ。2014年1月にサービスが開始されました。
当初はAndroidアプリとウェブサイトでスタートしましたが、現在はiPhoneアプリもでも利用可能です。
「画像+テキスト」でカンタンに投稿できることから、小・中・高学生に人気を博し、今や月間1億PVの国産SNSアプリ。
いや…凄い。1億は確かに凄いし、国産SNSアプリの活躍は素直に嬉しい。
だけどね〜。
娘を持つ父親世代の私としては、目を逸らしたくなる画像もたくさん。。。
キス画とか、チュープリ画とか…
オヂサンの私には投稿者の心理を理解しがたいですが、とにかく大人気でございます。
ピクトリー(Pictory)の特徴
と、いうわけでこのピクトリー(Pictory)という、国産画像SNSアプリ。
人気の要因はさまざまにあります。
ピクトリー(Pictory)人気の秘訣となっている、その特徴について掘り下げてみましょう。
1、年齢制限が無い
実は世界的に普及しているSNSの多くが年齢制限を設けています。
例えば、FacebookやInstagram、Google+などのSNSは13歳未満は利用できない規約が存在するんですね。ちなみに話題のTwitterも明確に禁止している訳ではありませんが、「13歳未満を対象にしたサービスではない」と断言しています。
ところが、このピクトリーには年齢に関する規約がありません。
だからこそ小・中・高学生に大人気。
そして、メンドくさい親世代がほとんど利用していないということも影響しているのではないかと思います。
国産の人気SNSアプリは年齢制限を設けていないものが多いですよね。
LINEも18歳未満がID検索できないだけで年齢に関係なく使えるし。
MixChannelの人気の理由も同じようなところかと思いますね〜。
今、流行の10秒動画アプリMixChannel(ミックスチャンネル)とは?
2、匿名性で登録の必要がない
通常、SNSアプリを利用する際は、メールアドレスやら電話番号やらと登録が必要になりますが、ピクトリーではその必要はありません。
ピクトリーをスマホにインストールして、アプリを起動すると、何の登録もなくいきなり投稿ができる画面が表示され、FacebookやTwitterに慣れたオヂサンはギョッとしてしまいます。
もちろんプロフィールを作成することもできるのですが、入力義務は無し。
まったくの匿名で画像などを投稿することができます。
匿名だけに恋愛相談なんかもしやすいのでしょう。プリ画、ポエム画も匿名だから恥ずかしくない!
『本音が投稿される』
というのも特徴のひとつのようです。
親や先生への不満とかも多そうだなぁ。
そうは言ってもコメント等、匿名の割にさほど荒れている様子は無く、良いコミュニケーションになっているっぽいですね。オヂサンは読むのも恥ずかしいです。仕事だから一応見たけど。
3、手軽でカンタン、感覚的な操作で画像共有&ピクトリー(Pictory)の使い方
投稿方法がシンプルでめちゃくちゃカンタンです。
1、画面真ん中の「つくる」ボタンをタップ
2、投稿する画像を選択して
3、フィルターかけて
4、メッセージを入れて
5、フォントや文字サイズ決めて(フォントとか言うのはオヂサンの証拠)
6、投稿
これでおしまい。
画像を加工するだけで投稿しないってのもできます。
うん。確かにカンタンです。
カンタンですが、匿名といえど10代の若者しかいないこの場に投稿する勇気は私にはありませんでしたけどね。
まぁ誰でも使えるでしょ。
Instagramが麻雀なら、ピクトリーはドンジャラかポンジャンって感じ。
複雑な操作は一切ありません。
もちろん、他のSNSと同様に、「いいね!」や「コメント」もできます。そしてピクトリーは何度でも手軽に「いいね!」できます。
そのような空気感も若者にウケている要素なのでしょうね。
まとめ
そんなこんなで人気のピクトリー。ユーザーの投稿画像の理解に悩む部分もありますが、国産ということで、本当に頑張ってほしいものです。
それにしても、MixChannelやこのピクトリー、アイビスペイントなど、国産のSNSアプリは小・中・高学生の人気を取り込むのが上手いですね。
あの悪名高いゴルスタ(もう終了したけど)も中高生向けでした。
ただこの層はマネタイズが難しい面もあります。
頑張ってほしいなぁ。国産SNS。
日本はまだ世界規模のSNSを生むことができていません。
こういった元気な日本の会社が、世界に名をはせるSNSを作ってくれたら嬉しいですね。