あなたも知らないうちに加害者に!? やっておきたいFacebookのアカウント乗っ取りタグ付け不正広告被害対策

Facebookのアカウント乗っ取り被害タグ付け不正広告被害が相次いでいます!

このところ、Facebookの乗っ取り被害が相次いでいるようです。

一時期は沈静化していたように感じていたのですが、昨日、今日は特に激しいようで、実際に被害に遭われているアカウントをいくつも発見してしまいました。

特に今回の乗っ取りは酷いです。

一度アカウントを乗っ取ると、卑猥な画像や動画を投稿し、そこに友達のアカウントを次々にタグ付けしていきます。

自分だけではなく、自分の友達のアカウントにまで多大な迷惑をかけてしまうため、これは問題です。

瞬時に乗っ取り被害だと理解できないリテラシーの低い人に見られてしまうと、あなた自身が相当な変態なのだと誤解を受ける可能性もあるでしょう。
(実際にタグ付けされた人が乗っ取り被害に遭った人をめっちゃ罵ってるし…)

なにより気持ち悪いことこの上ない…

と、いうことで本日は、アカウント乗っ取り被害タグ付け不正広告被害対策についてお伝えいたします。

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一時流行した、ニセレイバン被害と同様のタグ付け不正広告と同じ手口

ここ数日で流行した、

1、アカウントを乗っ取る

2、卑猥な画像や動画を投稿し、乗っ取ったアカウントの友達をタグ付けする

3、URL付きメッセージで乗っ取りアプリを拡散

このパターン。

やり口は以前流行したニセレイバンと同様です。

乗っ取ったFacebookアカウントを不正に利用し、画像投稿に友達をタグ付けして不正な広告を拡散させようとする手口。

タグ付けすることで、タグ付けされた本人とその友達のタイムラインに画像が表示されるため、インプレッション(表示回数)が増えるって仕組みです。

相当強引ですね…

今回、なぜ卑猥な画像なのか?詳しくは見ていませんが、おそらく有料アダルトサイト(詐欺)か何かへの誘導といったところでしょうね。

前回のレイバン以上に精神的ダメージはデカイですねぇ…

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モザイクかけても載せるのに抵抗がありますよ。ホント気持ち悪い。

Facebookアカウントの乗っ取り対策、タグ付け防止策とは?

ニセレイバンの時と違い、こんな卑猥な画像がタイムラインに表示されたらたまったものではありません。

しっかりと対策をしていきたいですね。

今回の被害には2種類のパターンがあります。

ひとつは、自分のアカウントが不正な画像にタグ付けされるケース。もうひとつは、自分のアカウントが直接不正な画像を投稿するケース(乗っ取られているケース)。

今回はケース別に対策をお伝えして参ります。

1、自分のアカウントが不正な画像にタグ付けされるケース

自分のアカウントが不正な画像にタグ付けされている場合。これはアカウントの乗っ取りまではされていない状況です。

とはいえ、自分の友達に不正な画像を見せることになりますし、今回のように卑猥な画像を使用された時は、あなた自身が変態であると誤解を招くこともあります。

すぐにタグを外しましょう。

タグを外せば、あなたのタイムラインから画像は消えて無くなります。

タグの外し方は以下の通り

1、投稿の右上に表示される、Vマークをクリック
2、ドロップダウンメニューから「タグを報告または削除」を選択

これであなたのタイムラインから画像は無くなります。

また、タグ付けは承認制に設定しておくことをオススメします。

設定 → タイムラインとタグ付け設定 → 友達があなたをタグ付けした投稿をタイムラインに表示する前に確認しますか?を”ON”に

この設定をしておくと、自分がタグ付けされた投稿をタイムラインに掲載する前に手動で承認するかどうかを管理できますので、安心ですね。

2、自分のアカウントが直接不正な画像を投稿するケース(乗っ取られているケース)

これは早急な対応が必要です。

放っておけばどんどん被害を拡散し、あなた自身も”加害者”と認識されてしまう恐れがあります。

また、アカウントの持ち主として、しっかり対処する責任もあるでしょう。

勝手に投稿するということは、Facebookアカウントそのものが不正ログインによって乗っ取られている可能性が大です。

この場合以下の方法で、Facebook側と連絡を取って、アカウントを取り戻しましょう。

まず不正使用されたアカウントを報告
https://www.facebook.com/hacked

その後…(過去記事より抜粋)

Facebookのパスワードを早急に変更する。

設定 → 一般アカウント設定 → パスワード

パスワードはできるだけ複雑なものにしよう。数字、英字を混ぜ、できるだけ長い文字列が理想。また、他のWebサービスと同じパスワードを使い回しするのは危険なので、絶対にしないこと。次々とさまざまなWebサービスの乗っ取りに遭う可能性もある。

ログイン通知の設定

設定 → セキュリティ

で「ログイン通知」を有効にしよう。これで他者がログインした際に通知が送られるようになる。また、「ログインの場所」も現在使っている端末だけに限定しておこう。

友達に乗っ取りを通知

一度乗っ取りを受けたアカウントは友達に迷惑をかけてしまっている可能性が高い。謝罪の投稿と、タグをつけてしまった友達にはメッセージを送っておこう。もちろん不正に投稿された広告は削除しよう。

また、投稿だけでなく、その他の設定等も改ざんされていないかチェックしておくと良いだろう。ページの上部にある▼マークをクリックして、「アクティビティログ」を見れば、直近の動きはわかる。

この対策を早急にとること。

被害の拡大を防ぎましょう。

今回は乗っ取りに気づいているにも関わらず、何にも対策せず、のほほんと放置している人がいて驚きました。

自分のアカウントの不始末には責任を持たないとね。

日常的なアカウント乗っ取りの予防として

まだ被害を受けていない人も、事前にアカウントを乗っ取られないために、日頃から以下の点に注意しておきましょう。

・誕生日、電話番号等、推測されやすいパスワードを使用しない。
・他のWebサービス等と、同じパスワードの使い回しをしない。
・メッセンジャーに来る不信なURLをクリックしない。

これら基本中の基本の対策を!

また、

セキュリティ設定、プライバシー設定を改めて見直してみましょう。

自分のメールアドレスの公開範囲はどうなっているか?
「信頼できる連絡先」がしっかり設定されているか?

等々、確認が必要ですね。
しばらくFacebookを放置している人も危険です。知らない間に乗っ取り被害に遭い、大変なことになっていることも…

勝手にパスワードを変更されたり、アカウントを削除されたり、登録されているクレジットカード情報を盗まれたりと、危険は潜んでいます。

十分に注意が必要ですね。

まとめ

怖いですね。

アカウントを乗っ取られた人は被害者でありながら、タグ付けの乱発や、悪質サイトへの誘導という意味で加害者にもなりかねないわけです。

しっかりと対策をしておかないと、友達を失いかねません。

上記でも述べましたが、今回、乗っ取りに気づいているにも関わらず、何にも対策せず放置している人を見て、『なんて無責任な奴なんだ…』と感じました。

予防と対策、しっかりやっておきたいですね。

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落合正和
株式会社officeZERO−STYLE代表取締役
一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団 副理事長兼専務理事
マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー
ブログやSNSを中心としたWebメディアが専門。ネット事件やサイバー事件、IT業界情勢、インバウンド観光などの解説で、メディア出演多数。 ブログやSNSの活用法や集客術、SEO、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。 著書: 会社のSNS担当になったらはじめに読む本(すばる舎) ビジネスを加速させる 専門家ブログ制作・運用の教科書(つた書房) はじめてのFacebook入門[決定版](秀和システム)