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SEO業界の評判を落とす、悪質SEO業者の傾向
またSEO業者から電話がかかってきました。
以前にも似たような記事を書きましたが、また別の業者からの営業電話。
しかも050番号で…
死にゆくSEO業者 〜Googleには逆らっちゃいかんのです〜
http://m-ochiai.net/seo-suppliers/
※今回は批判が大部分です。SEO業者の正しい見分け方と、SEO業者の未来についてはコチラから
電話の内容を聞くと、SEO以外にもアクセスアップやコンバージョンアップの施策を教えてくれるとのこと。
色々話しましたが、
『具体的にどのようなSEO施策なのでしょうか?外的ですか?内的ですか?』
『SEO以外の施策ってなんでしょう?バズマーケティングですか?Facebookページ作りますみたいな話でしょうか?』
聞いてみても、なぜか回答をいただけない…
「あ〜」とか「う〜」とか煮え切らない返事で一切提案内容が見えてこないのです。
少なくとも電話をかけてきた営業の方に専門知識があるのようには見えませんでした。たぶんスクリプトを読んでいるだけなのでしょう。
結局、
『まずは弊社のウェブマーケッターと会ってご確認ください』とのこと
なんの商品を持っているかわからない営業マンと、貴重な時間を使って会う理由はありません。

いや、いいんです。
電話営業が悪いわけではありません。現在、オフライン集客を中心にしている企業などを対象に、Webサイトの活用と共にSEOを提供するのならば話はわかります。新しい集客の提案ですから、それ自体はおかしなことじゃない。
だから電話かけるなとまでは言いませんが、「SEO業者の営業担当なら、顧客の疑問に応えられる知識くらいは勉強しておきましょうよ」と言いたい。
・こちらの質問に答えられないにも関わらず、いつまでたっても切らせてくれない。
・商品の詳細を教えてもくれないのに、何度も何度もかけてくる。
真面目に顧客と向き合っているSEO業者もたくさんありますが、2015年現在では、このような低質なSEO業者からの営業電話が非常に多いのは事実です。
実際に営業電話をかけてきた業者のホームページを見に行くと、どうみても自社がインバウンド集客できていないサイト…
このパターンも非常に多く見受けられます。
そんな業者には仕事を依頼したくありませんし、消費者を騙す行為に近く、受け入れられません。おそらく施策の内容も質の低いブラックハット的な手法でしょう。
SEOを仕事にするのは構わない。だけど…
『しっかりと消費者の望む結果を出せるようになってから営業してください』
と思うわけです。
SEO業界の評判を落とすのは、このような低品質なSEO業者なのです。
真面目に取り組んでいるSEO業者さんに風評被害が出るので、本当にやめてほしい。
本当に実力、商品力のある業者は、しつこい電話営業はしてこないはず
どの業界もそうですが、本当に実力を持っている、商品力を持っている会社は非常識な営業手段をとりません。
朝晩構わず何度も何度も繰り返し電話をしてきたり、切らせないようにマシンガンのように話してくることもありません。
AppleやAmazonが強引な販売をするなんて考えられませんよね。(人によってはサジェストが表示されるだけで怒る方もいるようですが)
セールスが強引になるには理由があります。
商品力が低いからこそ無理矢理売るしかない販売戦略になってしまうんですね。
しっかりしたSEO業者にとっては、業界そのものの評判を落とされてしまい、いい迷惑です。
消費者を騙すようなビジネスモデルには本当に困り者です。
安易に低質なSEO業者に依頼してしまうのは大変危険な行為 〜良かれと思って依頼したにも関わらず、かえって検索エンジンからペナルティを受けることに〜
企業にしても、個人にしても、今の時代Webマーケティングを無視することはできません。
そしてSEOはWebマーケティングの主要な柱のひとつ。
私は日頃から、
『Webサイトを運用するのであれば、SEO業者に頼らず、ある程度自分で学び運用することをおすすめします。(インハウスSEOと言います。)』
と、伝えるようにしています。
SEOの達人にならぬとも、ある程度の知識があればコストを抑えられるだけでなく、こういった業者の良し悪しも判断できるようになります。
万が一、こういって低質なSEO業者に依頼をしてしまうと、お金を払ってお願いしたにも関わらず、ブラックハットな手法を使われ、Googleからペナルティをもらって、その後の処置もしてくれず放置…
というケースが非常に多いのです。
そうなるともう取り返しがつきません。
実際に上記ケースによって弊社に相談に来られるお客様も多いです。
基本的には違和感を感じるような電話営業をしてくる業者は、避けたほうが良いでしょう。
そういった業者に自社の資産であるホームページの運用を任せるのは、大変なリスクになるのです。
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