30分で覚える!手賀沼観光絶対攻略マニュアル 

目次

歴史あり!文化あり!温泉あり! 今こそ柏、我孫子に跨る手賀沼観光を見直そうではないか!

手賀沼を知っていますか?知らない?それは随分ともったいない。

どうも“自称”手賀沼観光大使の落合正和です。

実は、私、落合はここ最近手賀沼観光にハマっており、自宅が近いこともあり、週に2度ほどは訪れています。

手賀沼のほとりでブログを書くほどの手賀沼好きです!

手賀沼周りの遊歩道には休憩スポットが多い

手賀沼とは、千葉県北部、主に我孫子市、柏市またがる利根川水系の湖沼です。

このブログでも何度か取り上げていますが、手賀沼湖畔は、明治後期から大正時代にかけて多くの文化人が別荘をかまえた千葉県の観光地。講道館柔道の創始者で知られる、嘉納治五郎先生をはじめ、志賀直哉、柳宗悦、武者小路実篤、バーナード・リーチといった白樺派の文豪たちをも魅了した土地です。

手賀沼湖畔は、縄文時代から人の生活の跡が見られ、歴史、文化ある土地ではありますが、現代においてはイマイチ地味な存在。地元の柏市民、我孫子市民ですら観光地であることを忘れてしまうほど…

しかしながら、よ〜く目を凝らして見てみると、観光地としての魅力は今でも健在なのです!!

今でもたくさんの観光スポットが存在し、見どころ豊富な素敵な場所なのです。

そこで今日は、

『歴史あり!文化あり!温泉あり! 今こそ手賀沼観光を見直そうではないか!』

ということで、柏、我孫子に跨る手賀沼の観光スポットをひとつひとつ丁寧にお伝えしていこうと思います。

名付けて、

手賀沼観光絶対攻略マニュアル

それではいきましょう!

手賀沼に多数生息するコブハクチョウ

手賀沼の歴史と失敗、復活の軌跡

難しいことは言わず、まずはサクッと手賀沼の歴史をお伝えしましょう。

上記で述べた通り、手賀沼周辺は大変歴史が深く、縄文時代から人間の営みが見られました。今でも貝塚、古墳が多数残っており、土器なども多数出土しています。

2万年前くらいまでは海の一部だったそうです。その豊富な水量は農業用水として活用され、漁業の場としても盛んでした。

道の駅しょうなん「千年前の手賀沼」
当時は「手賀浦」という内海でした

時は飛びまくって江戸時代。

この頃手賀沼で獲れた水鳥、コイ、フナ、ウナギは江戸の人々の食を魅了しました。現在でも手賀沼周辺には、江戸時代から続く鰻屋があったりします。

ところが、洪水などの水害も多く、江戸幕府の頃から干拓を試み、何度も失敗を繰り返し、(田沼意次も、水野忠邦も、干拓を成功させることはできませんでした。)幾度も水難事故も起こすなど苦労も絶えない土地であったのも事実です。

結局干拓工事が完成したには昭和43年のことでした。

明治後期から大正時代になると、先に述べた通り、志賀直哉や武者小路実篤、バーナード・リーチらが別荘をかまえ、白樺派ゆかりの地となります。

昭和に入ると競艇場建設断念、東京オリンピックボート競技の誘致失敗、手賀沼ディズニーランドの建設断念、と多数の失敗が重なった上、水質汚染全国ワースト・ワンになるなど、マイナスポイントが続出。

かつての江戸の人々を魅了した食も、白樺派を魅了した美しい湖畔の景観も失ってしまいます。

1980年代、1990年代の手賀沼は臭いも酷く、学生だった私も遊びに行った記憶がありません。

なにもかも失ってしまったと思われた手賀沼ですが、まだ死んではいませんでした。

2000年になると、手賀沼浄水化を期待された北千葉導水道完成。これにより、1974年から2001年まで27年間連続で全国ワースト1だった水質が改善!!

2001年には手賀大橋が開通、道の駅しょうなん完成!巻き返しが始まりました!

本音のところ、私も学生時代は『近所の汚い沼』程度にしか思っていなかったあの手賀沼が、魅力を取り戻しはじめたのです!!

水質悪化時に手賀沼から姿を消した生物たちの復活も少しずつ確認されるようになりました。

魅力を取り戻した手賀沼。今こそ手賀沼観光を見直そうではないか!

と、いうことでここまでだいぶ長くなってしまいましたが、ようやく本題の手賀沼観光について入っていきましょう!

今こそ手賀沼観光を見直そうではないですか!

観光地として復活しつつある手賀沼湖畔の楽しいスポットを次々に紹介していきます。

歴史あり!文化あり!温泉あり!の永久保存版。ぜひブックマークしておいてくださいね!

手賀沼で発見したキジ
手賀沼周辺ではアフリカに生息する怪鳥「ミナミジサイチョウ」の目撃があったり、鳥の話題には事欠かないエリアです。

※野鳥もたくさんいるよ!

激戦区!!手賀沼湖畔のカフェ、コーヒー店

今、手賀沼周辺はカフェ激戦区となっています。

カフェと言っても所謂シアトル系のお店は少なく、個人のお店が大半。

「ブルーボトルとかしゃらくせえ!」と言いたくなるほどの本格カフェが揃っています。

カフェについては、この記事だけでは書ききれません!

以前まとめたものがありますので、ご参考くださいね。

手賀沼湖畔は珈琲天国だった!柏・我孫子オススメカフェ3選

ここに書いた以外にも人気のある、キナリカフェ吉岡茶房など、実力派が揃っています。

でもやっぱり私のイチバンのオススメは、

North Lake Cafe & Books

ですね。

オシャレで、経営者ご夫婦もいい人。何と言っても居心地が最高なんです。

私の手賀沼観光はいつもここからスタートです。

ブックカフェ「North Lake Cafe & Books」
North Lake Cafe & Books

手賀沼でメシを食うならココに行け!手賀沼湖畔のレストラン

何と言ってもまずご紹介しなくてはならないのが『竹やぶ 柏本店』でしょう。

『竹やぶ 柏本店』

「竹やぶ 六本木店」はミシュランの一つ星を獲得しており、その本店がこちら。やっぱり美味しいです。

私の個人のオススメとしては、『てがのや』ですね!

『てがのや』

このお店は、魚介類、お菓子、乾物などを置いたお土産屋さんでありながら、奥のテーブルでは和定食を提供されています。「鮪専門店」と銘打っている通り、まぐろトロ丼定食は絶品です。いつも混んでいるので頑張って並びましょう。

人気のイタリアン『ジュリエッタ』も外せません。

『ジュリエッタ』

手賀沼を一望できるこのお店、予約しないとまず入ることができないので、要注意です!

実は手賀沼湖畔は「蕎麦屋」「イタリアン」の激戦区!美味しいお店だらけです。

他にも紹介したいお店はありますが、レストランばっかの記事になっちゃうのでこのへんで。

そうそう。二度目の推しでございますが、North Lake Cafe & Booksのランチも美味しいのでぜひ!

North Lake Cafe & Booksのランチカレー

手賀沼と言えばやっぱりココ!手賀沼公園&アビスタ

手賀沼の最もスタンダートな観光場所、手賀沼公園。親子連れにもカップルにも人気のスポットです。

駐車場も大きく、我孫子駅からも歩くことができます!

まずは水辺でカモ、オオバン、コブハクチョウたちと遊びましょう^^

家族で楽しむのであれば、ボートやスワンを漕いだり、ミニSL、レンタサイクルを!子ども広場には木製のコンビネーション遊具と大きな砂場もありますよ。

手賀沼公園のミニSL

ちょっと疲れたら併設されているアビスタへ!

喫茶コーナーや、図書館があります。トイレもキレイで障害者用、ベビーシートも完備。

カップルに人気なのはやっぱりふれあい岸辺のベンチでしょう。

ベンチから眺める夕陽は最高で、涙が出るほどの美しさです。

手賀沼公園の夕景

プラネタリウムも楽しめる手賀沼親水広場&水の館

手賀沼公園に並ぶスタンダードスポット、手賀沼親水広場&水の館。

こちらも手賀沼湖畔に広がる公園になっています。大きな駐車場あり。

水をテーマとした約3万3000平方メートルにも及ぶこの広場、ミニ手賀沼や生態園、ガシャモク池、子供達が遊べるじゃぶじゃぶ池もあります。

中心部に建っている水の館には、名物プラネタリウムがあり、星空を楽しむこともできます。展示ホール、資料室、展望室などもあり、手賀沼の魚を飼育・展示しています。

最上階の丸い展望室は手賀沼を広く見渡せます。「ちば眺望100景」にも選定されているそうです。

水辺にはたくさんの水鳥がやってきます。

すぐ目の前の距離までコブハクチョウ、カモ、オオバンがやってきますよ^^

手賀沼に多数生息するカモ

手賀沼と言えば野鳥!日本で唯一の鳥の博物館

手賀沼と言えば、やっぱり野鳥!

手賀沼には日本で唯一、鳥類について総合的に研究・展示する博物館があります。

手賀沼にやってくる鳥や、水辺での生態が分かりやすく展示されており、絶滅した巨大な鳥の骨格標本や、大量の剥製などで、世界中の鳥類に関する知識を深めることができます。

最上階から出られるベランダからは手賀沼を一望できますよ。

鳥の博物館オリジナルのお土産も売っていますので、記念にぜひ。

【入館料】
一般 300円
高校生・大学生 200円
小学生・中学生 100円

※毎週月曜日休館(祝日の場合は開館し、その直後の平日が休館日)、年末年始(12月29日~1月4日)も休館。

手賀沼親水広場・水の館目の前にある日本唯一の鳥の博物館

『城の崎にて』『暗夜航路』を生んだ 志賀直哉邸跡

母屋はもう無くなってしまっていますが、志賀直哉の書斎が今も残されています。大正4年~13年まで住んでいたそうです。

ここで『城の崎にて』『暗夜航路』を書いたとのこと。

母屋は無くなってしまっていますが、庭の池や井戸も残っていて、ここで撮られた写真なども置かれているので、今でも当時を感じることができます。

当時の間取り図が描かれたパネルもあり、素晴らしい家だったのがよくわかります。

書斎裏には当時の離れに向かう階段が今も残っており、それを登ると… あとはご自身の目でお確かめください。

志賀直哉邸

柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤からバーナード・リーチまで!白樺派って何?から白樺派マニア?まで!白樺文学館

これまで何度も述べている通り、この手賀沼湖畔は白樺派ゆかりの土地。

柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤といった名前は本をあまり読まない人でも、耳にしたことがあるでしょう。

白樺派って何?という方はぜひこちらを訪れてください。

大正時代、雑誌『白樺』の中心となった柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤。そして、彼らを取り巻くようにやって来た、多くの文人や画家、芸術家。もちろん陶芸家バーナード・リーチも。

彼らの活躍を知ることができるのが、この白樺文学館です。

作品の展示ももちろんありますよ!

【入館料】
一般 300円
高校生・大学生 200円

※休館日は月曜日 午前9時30分から午後4時30分

白樺文学館

大正ロマンの面影残る美しい建築!旧村川別荘

大正6年。およそ100年前に建てられた、帝大教授 村川堅固さんの別荘です。

現在もその貴重な建物はそのままの形で残っており、大正ロマンの面影残る別荘の中を見学することができます。

豪華な門をくぐり抜けるとすぐ目の前には、楓の木とメダカが泳ぐ池。秋は素晴らしい風景になりそうです。

旧村川別荘入口の紅葉と池

竹林の階段を登るとまずは母屋、その奥には新館が!

新館、母屋ともにキレイに残っており、建物の土台は当時では珍しい鉄筋コンクリート造り。3.11の東日本大震災でもビクともしなかったそうです。

新館内の沼方向へ広くガラス面を取った手すり窓は、美しいの一言。

我孫子市指定文化財第9号 旧村川堅固別荘
一面ガラス窓の広間。光の入り方が実に美しい部屋。当時は手賀沼が一望できたという。

中ではガイドさんの親切な解説を聞くことができます。

庭をぐるっと回ると沼見のベンチも。今では木が大きく育ってしまったので見づらくなってしまいましたが、当時は素晴らしい景色だったのでしょうね。

旧村川別荘、写真では伝えられない美しさです!

旧村川別荘入口

【入館料】
無料

※毎週月曜日(月曜日が休日の場合は直後の平日)午前9時から午後4時まで

北の鎌倉を実感せよ!天神坂&三樹荘&跡嘉納治五郎別荘跡

かつて、この手賀沼湖畔は北の鎌倉と呼ばれていました。

この天神坂を登ると、本当に鎌倉のよう。坂が多く自然の残されたこの辺りは、今でも『北の鎌倉』そのままの風情を残しています。

三樹荘跡(柳宗悦居宅跡)、嘉納治五郎別荘跡に向かう天神坂

天神坂を登りきると、左に三樹荘跡(柳宗悦居宅跡)右には嘉納治五郎別荘跡。
※三樹荘跡(柳宗悦居宅跡)敷地内非公開ですご注意を!

常磐線が明治29年開通。そして明治44年、わずか1時間ほどで東京から来られるこの地に、日本柔道の父、教育者である嘉納治五郎が別荘を構えました。

その後、嘉納治五郎が甥である柳宗悦を隣に呼び寄せ、その柳宗悦が志賀直哉を、さらに武者小路実篤を呼び寄せたことが、白樺派の拠点となる要因を生んだそうです。

嘉納治五郎別荘跡は建物こそ残っていないものの、きれいな東屋と、嘉納治五郎先生の『力必達(ツトムレバカナラズタッス)』『以人為鑑(ヒトヲモッテカガミトナス)』の書が置かれています。

今でも手賀沼に向かっての眺めは絶景です。

嘉納治五郎先生の『力必達(ツトムレバカナラズタッス)』『以人為鑑(ヒトヲモッテカガミトナス)』の書

白樺派の文人たちも歩いた「ハケの道」

関東地方では昔から台地の崖を「ハケ」と呼んだようです。

「ハケ」の下にできた道は、集落と集落をつなぎ、古くから生活道として人々に親しまれてきました。

また、このあたりの「ハケ」は湧き水が噴出し、かつてはこの水が手賀沼にまで注いでいたそうです。

もちろん、当時の白樺派の文人たちもこの「ハケの道」を往来し、それぞれの別荘を行き来していたことでしょう。

現在、この「ハケの道」はしっかりと整備されており、散策しやすい散歩道になっています。

旧村川別荘、志賀直哉邸跡、白樺文学館を周るには、この「ハケの道」を使います。

途中にある『寿古墳公園下の湧水』は一見の価値ありです。

寿古墳公園下の湧水

また、志賀直哉邸跡、白樺文学館を超えて「ハケの道」を進むと、大正煎餅 木川商店があります。

レトロな店内と煎餅の香りに惹かれるこのお店、なんと創業は50年前。歴史あるお店なんです。

手賀沼のお土産にはもってこいですね。

大正煎餅 木川商店

手賀沼と富士山を同時に!高野山桃山公園&手賀沼遊歩道

絶景!絶景!

手賀沼を見渡す絶景スポットは、ここ、高野山桃山公園が一番でしょう。

高野山桃山公園から手賀沼を見下ろす

※晴れてたらもっと素晴らしい写真撮れると思うんですが…小雨交じりの日で。。。

眺望を楽しめる高台、緑を保存した斜面林、湧水を使って復活させたビオトープと、3つのエリアで構成された公園です。

日中は子供達が楽しそうに遊具で遊び、夕暮れ時にはベンチにカップルが。

晴れた日には手賀沼に加え、富士山を見ることもできます。

園内は多くの木々や花が植えられ、春には見事に咲き乱れています。

広場から急な階段を降りると湧水を使ったビオトープがあり、子供達がおたまじゃくしや、アメンボを見てはしゃいでいました。

高野山桃山公園ビオトープ

ビオトープ前には駐車場完備。

目の前の道路を渡ると、手賀沼遊歩道へとつながります。

鮎食べて、鯉に餌あげて、釣りをする!手賀沼フィッシングセンター

手賀沼最東端にある、手賀沼フィッシングセンターは、ワンちゃんと一緒に楽しめるファミリーレジャーランド。

ワンちゃんが思いっきり走り回れる広いドッグラン、釣堀(ニジマス、ヘラブナ、コイ、金魚)、バーベキューガーデン、手賀沼を一望できるレストラン・宴会場(通信カラオケ完備)などがあります。
※現在レストランはテナント募集中の模様

養殖されたお魚も買えるみたいです。

鯉の餌やりや、アユの塩焼きも楽しめますよ。

もちろん駐車場完備!

※定休日月曜日(祝祭日の場合は翌日になります)午前10:00から午後5:00まで

手賀沼フィッシングセンター ドッグラン 手賀沼フィッシングセンター 鮎の塩焼き

小腹が空いたら&お土産は 道の駅しょうなん

手賀大橋のたもとにある「道の駅しょうなん」ここは、千葉県内8番目の「道の駅」としてオープンした、手賀沼観光の拠点にしたいスポットです。

大きな駐車場にトイレ、レストラン「Viaggio」もありますので、休憩にもってこいです。

レストラン「Viaggio」はガラス張りでとってもオシャレな外観。

私は「Viaggio」前に置かれた手賀沼を一望できるベンチがお気に入りの場所です。

本格中華、焼きたてパン、かぶのソフトクリーム、トマトのソフトクリームなど、変わったメニューも楽しめます。

農産物直売所も併設されており、地元の農産物、生鮮品、特産品を購入できます。

イベントもちょちょいやっていますね。

レンタサイクルステーションもあり、サイクリング、ジョギングの拠点にしている人が多いようです。
※ちなみに手賀沼周辺にある、5つのレンタサイクルステーションは、どこでも借りられ、どこでも返せます。

【レストラン Viaggio】
営業時間:午前8時から午後9時まで
年中無休

【農産物直売所】 
営業時間:4月~8月 午前9時から午後7時まで
9月~3月 午前9時半から午後6時まで
定休日:毎月第2水曜日

【レンタサイクルステーション】
営業時間:土日祝営業 午前9時から午後5時まで(10・11・3月は4時まで)

利用料金
大人 300円
子供(小学生以下)100円

道の駅しょうなん レストラン「Viaggio」

旅の最後はこちらでリラックス!手賀沼温泉「満点の湯」

旅といえば温泉は欠かせません!もちろんこの手賀沼にも、素晴らしい温泉が湧いています。

旅の最後はこちらで疲れた体を癒しましょう。

『手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯』

満天の湯入口 夜のイルミネーションも素晴らしい

湯量豊富な天然温泉で、広大な施設内では、内湯に広い露天風呂、サウナ、岩盤浴が楽しめ、食事処、いやし処(仮眠所)、マッサージルームに髪切処もあります。

10種あるお風呂は広くてホント綺麗。清潔に保たれています。露天風呂は美しい庭園さながらです。

休憩スペースの展望の間からは、手賀沼の景色が一望できます。

夜はエレクトリカルパレードも顔負けのライトアップ!これ、見たら絶対に驚きます。尋常じゃない数の青い電飾で飾られます。もうヤケクソってくらい光ってます!

入り口門の脇にある足湯は無料で利用できるので、サイクリングやジョギングで疲れた足を癒すには最適です。

満天の湯 無料足湯

駐車場も広大なスペースが確保されているのでご安心を!

【入館料】
平日入館料
大人 680円
小人 380円
土日祝 ・ 特定日入館料
大人780円
小人430円

営業時間 午前10時から深夜0時まで
定休日:毎月第3木曜日

手賀沼周辺には、他にも魅力ある観光スポットがいっぱい!!

まだまだ紹介しきれなかった観光スポットがいっぱいあります。

旧武者小路実篤邸跡、杉村楚人冠記念館、楚人冠公園、五本松公園、ふれあいキャンプ場、手賀の丘公園、柏ふるさと公園、北柏ふるさと公園、サイクリングロード、下手賀、数々の古墳…

手賀沼周辺は本当に数多くの観光スポットが存在します。

全部楽しんでいると、とても1日では回りきれません。

私も取材次第随時このページに追加していきますので、旅のその日までブックマークをお忘れなく!

手賀沼親水公園より夕刻のコブハクチョウ

絶対に参加したい!!手賀沼湖畔で行われるイベントたちをご紹介!

観光スポットを周るだけでも1日では足りない手賀沼ですが、イベントも多数開催されています。

ここでは、手賀沼周辺で行われている魅力満載のイベントをご紹介しましょう。

手賀沼花火大会

1年で最も手賀沼に人が集まるのが、手賀沼花火大会。

1万3500発の花火を観るために、約44万人もの人が手賀沼に集まります。

ベストスポットは手賀沼公園!屋台も出て盛り上がります。ですが、ここは場所取り争いがハンパじゃありません!!

我孫子側は人!人!人!

柏、北柏双方のふるさと公園も大混雑になります。

比較的沼南方面(道の駅しょうなん周辺を除く)は人が少ないので、オススメです。

広い手賀沼のまわりで、自分なりのスポットを探すのも手賀沼花火大会の楽しみのひとつですね。

手賀沼エコマラソン

全国から約8,000名のランナーが集まる手賀沼エコマラソン。

柏ふるさと公園から、21.0975kmを走るハーフマラソンです。

しっかりと整備されたランニングロードはフラットで走りやすいコースになっています。

私もマラソンに参加するほどではありませんが、普段ダイエット目的で手賀沼を走ることがあります。美しい手賀沼の景色を眺めながら走れるので、なんとも爽快です。

コース沿道では太鼓や吹奏楽の応援も!

出店などもあるので、応援者も楽しめます。

手賀沼エコマラソンは、毎年10月最終日曜日に開催されています。今年は、10月25日(日)に開催のようです。

手賀沼エコマラソン公式サイト

手賀沼トライアスロン

水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を連続して行う耐久競技トライアスロン。

手賀沼とその湖畔を使って、スイム1.5Km、バイク40Km、ラン10Kmのトータル51.5Kmを競います。

手賀沼を泳げる貴重な機会。自信のある人は参加してみては?

今年は8月23日(日)に開催決定!

手賀沼トライアスロン公式サイト

第1ラン5Km、バイク40Km、第2ラン5Kmを競う、手賀沼デュアスロンも毎年開催しているようです。

ジャパンバードフェスティバル

手賀沼親水広場、水の館、アビスタ、鳥の博物館を中心に開催される、ジャパンバードフェスティバル。

「鳥を自然を愛する人たちが、一堂に会する、年に一度のお祭り」です。

お絵かきや工作、双眼鏡を使った体験コーナーや、ミニライブ、トークショー、鳥学講座に手賀沼バードウォッチングツアー、野鳥撮影体験、スタンプラリーなどさまざまなイベントで盛り上がります。

アビスタや、水の館では野鳥の写真展・絵画展など多数の展示物が置かれ、野鳥関連グッズの販売も。

子供達はもちろん、鳥に興味のない大人でも十分に楽しめるお祭りです。

ジャパンバードフェスティバル公式サイト

オススメ手賀沼散策コースとあびこガイドブック「ABI ROAD」

手賀沼観光の際は、我孫子市が作成しているあびこガイドブック「ABI ROAD」をダウンロードすると便利です。今回私が紹介したスポットの地図が載っていますよ^^

あびこガイドブック「ABI ROAD」

あびこガイドブック「ABI ROAD」

そして、私、落合のオススメ手賀沼散策コースをお伝えしましょう。

1、North Lake Cafe & Books

スタートはやっぱりNorth Lake Cafe & Booksから!

美味しいコーヒー(グァテマラがオススメ)を飲みながら、1日の計画を立て、ワクワクしましょう。

2、ハケの道

手賀沼観光はまずハケの道から始まります!

白樺派の文人も楽しんだ、湧き水が溢れるハケの道を歩いて、旧村川別荘へ!

3、旧村川別荘

その美しさに驚くと思います!旧村川別荘。

ぜひ、大正ロマンを感じてください!

4、志賀直哉邸跡

いくら歩いても飽きないハケの道を少し戻りましょう。

スタートしたNorth Lake Cafe & Books真裏には、志賀直哉邸跡。

当時の文人たちの暮らしを感じてください!

5、白樺文学館

志賀直哉邸跡前からハケの道をそのまま進むと左手に白樺文学館が。

白く大きなオブジェが目に入りますので、すぐにわかりますよ^^

6、天神坂&三樹荘&跡嘉納治五郎別荘跡

白樺文学館で知識を深めたあとは、ハケの道また少し奥へ。

天神坂を下から見上げるとワクワクが止まりません!

登りきった先は三樹荘&跡嘉納治五郎別荘跡。

手賀沼の絶景も。

7、手賀沼公園&アビスタ

天神坂を戻って下り、ハケの道の最後には大正煎餅 木川商店。

お煎餅を買って横断歩道を渡れば手賀沼公園!

ベンチでお煎餅食べて、少し園内を散歩しましょうか。

アビスタでトイレ休憩も。

8、焙煎職人:鈴木正美さんのお店

感動のコーヒー!焙煎職人:鈴木正美さんのお店でコーヒー豆をお土産に。

豆の種類がいっぱいで迷います!

9、てがのや

そろそろランチの時間でしょうか?

ここらで絶品まぐろトロ丼定食を!

混んでいるので、ちょっと早めにいきましょうね!

10、手賀沼親水広場

カモ、オオバン、コブハクチョウと遊びましょう。

ちなみにオオバンは我孫子市の鳥です。

噴水周辺には野鳥が集まっていますよ〜。

11、手賀沼親水公園&水の館

そろそろ足が疲れてくる頃。

プラネタリウムで星空をみながら休憩しましょう。

12、鳥の博物館

手賀沼観光でここは外せません!

手賀沼親水広場で見たあの鳥の名前なんだっけ?がわかります!

ど迫力の骨格標本とたくさんの剥製も見ものです。

13、高野山桃山公園

鳥の博物館を出る頃には、もう夕暮れ時でしょう。

高野山桃山公園で夕陽を堪能しましょう。

手賀沼の水面に映る夕陽は最高ですよ!

14、竹やぶ 柏本店

ディナーは竹やぶ 柏本店で。

ミシュラン一つ星を超える味をお楽しみください。

要予約。

15、手賀沼温泉「満天の湯」

最後は温泉で締めましょう!

美しい庭園のような露天風呂と澄んだ夜空は格別です。

展望の間から手賀大橋の夜景を堪能するのもお忘れなく。
以上、落合のオススメ手賀沼散策コースでした。

見てもらうとわかりますが、1日ですべてのスポットを周るのは困難です。

まだ半分以上見るところありますからね。

ぜひ何度も足を運んで、手賀沼の魅力に触れてみてくださいね!

きっと虜になってしまうことでしょう。

手賀沼観光の宿泊、ホテルは??

手賀沼観光には、柏駅、我孫子駅、天王台駅からのアクセスが便利です。

まずは手賀沼にほど近い天王台駅前のホテル、ホテルマークワンアビコ。

ホテルマークワンアビコ

柏駅には複数のホテルがありますが、

出来たばかりのとってもキレイなビジネスホテル、相鉄フレッサイン 千葉柏。

相鉄フレッサイン 千葉柏

格調欲しければ、帝国ホテルと姉妹ホテルのザ クレストホテル柏。

ザ クレストホテル柏

どのホテルからも手賀沼まで歩けることは歩けますが…

土地勘が無い人は、タクシーで手賀沼公園を目指すことをオススメします。

たぶん1000円ちょっとぐらいで着くと思います。

最後は手賀沼のテーマソング『恋して手賀沼』でお別れしましょう!

ここまで手賀沼の魅力をたっぷりとお伝えして参りましたが、本当の魅力は現地に足を運ばないとわからないものです。ぜひ一度、手賀沼に訪れてくださいね^^

最後は手賀沼のテーマソング『恋して手賀沼』でお別れしましょう!

30分で覚える手賀沼観光絶対攻略マニュアル まとめ

さて、つらつらとここまで長く語って参りましたが、勝手に手賀沼観光大使を名乗り、個人ブログでここまで書くんだから、いかに私の手賀沼への愛が本気か伝わっているかと思います。

本当に各地の有名観光地に負けない魅力が揃っているのです。

なのにホント地味。せっかく素晴らしい観光地があるのだから、柏市、我孫子市はもっとアピールを!

写真も全部自分で撮ったものを使っています!ビジネスに関係ない内容で、こんなに多くの文字数を要するブログ記事を書いたのは初めてです。

ぜひ、手賀沼に一度遊びに来てくださいね。

ただ、月曜日は休館日になる場所が多いのでご注意を!

手賀沼近く、周辺の駐車場情報はコチラから!

追記〜柏のゆるキャラ「カシワニ」

柏インフォメーションセンターが考案した、柏のゆるキャラ『カシワニ』は、手賀沼在住。

その上、一時期水質汚染が原因で手賀沼に住めなくなり、しばらく大堀川へ居候していたが、近年の水質改善により、手賀沼へと戻ってきたという詳細な設定が…

手賀沼はワニが住めるほど綺麗になりました。

落合式ブログ&SNS活用法 メール講座

この講座は、お金をかけずとも集客が可能であるブログを中心にFacebook、TwitterなどのSNSを活用し、自分だけのオリジナル情報発信メディアを構築、ビジネスに役立て、収益化していただくための講座です。

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落合正和
株式会社officeZERO−STYLE代表取締役
一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団 副理事長兼専務理事
マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー
ブログやSNSを中心としたWebメディアが専門。ネット事件やサイバー事件、IT業界情勢、インバウンド観光などの解説で、メディア出演多数。 ブログやSNSの活用法や集客術、SEO、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。 著書: 会社のSNS担当になったらはじめに読む本(すばる舎) ビジネスを加速させる 専門家ブログ制作・運用の教科書(つた書房) はじめてのFacebook入門[決定版](秀和システム)