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SEO視点からもブログタイトル(サイト名)は重要!記事タイトルへの言及は多くとも、なぜか軽視されがちなブログタイトルについてお伝えして参ります
ブログタイトルは最も検索に強い場所のひとつであり、Webサイトの”顔”としても、最も重要な位置にあるものです。
ところが、業界にたくさんいるブログノウハウを教える人たちやSEOの専門家も、何故か記事タイトルには強い言及をし、ブログタイトルについて詳しく述べている人がほとんどいません。
その結果多くのビジネスブロガーが、利益につながらないブログタイトルをつけてしまっています。
※有名ブロガーのパクりみたいなタイトルも多いですよね。
もちろんブログタイトルなんてものは自分の好き好きに運用すれば良いもの。
本来ブログは自由なものですし、誰がどんなブログタイトルを付けようと否定するつもりは全くないので、誤解しないでくださいね。
お気に入りの名前をつけて、楽しく運営するのも、とても良い考え方です。
しかし…特にタイトルにこだわりが無いとするのであれば、
SEO視点においても、その影響力に置いても、とても重要な存在であるブログタイトルを軽視するのはもったいないことだと私は感じています。
特にブログをビジネスに活用したり、収益化を図る方においては、活用するべき重要なポイントです。
今回は、どうにも軽視されがちな『ブログタイトル』について解説していきます。
ビジネスに効果をもたらす(欲しいアクセスを誘導する)ブログタイトルの付け方
ビジネスブロガーが付けるべきブログタイトルはポイントは実にシンプルです。
自分のペルソナに対し、わかりやすく、読むことのメリットが瞬間的理解できるタイトル
これを準備する必要があります。
始めたばかりの頃は、カッコいいブログタイトル、可愛いブログタイトルを欲してしまいがちです。
しかしながら、自分だけしかわからない造語や、プロブロガーを真似たタイトルをつけても、あなたのビジネスに寄与する事はまずありません。
※日本人相手の商売を展開したいのにタイトルが全て”英語”というケースもよく見かけます。
ビジネスに効果をもたらす、欲しいアクセスを誘導するには、記事タイトルと同様にちょっとした工夫が必要です。
では、具体的にどのようにブログタイトルをつけていけばよいのでしょうか。
ここから詳しく説明していきます。
読者(ペルソナ)に対し、瞬間的に何が書かれているかわかるブログタイトルにする必要がある
今やすべてのマーケティングの中心となっているSNS。
あなたのブログがSNS上の口コミで拡散する機会もきっとあることでしょう。
ビジネスの為のブログを運用しているのなら、情報の拡散を狙ったコンテンツの投下を仕掛ける機会も当然出てくるはずです。
SNS上の拡散は今の時代においては最大のチャンス。
せっかくSNSで口コミが広がりはじめ、多くの人に見てもらえるチャンスがあったとしても、何が書かれているのか全くわからないようなブログタイトルでは拡散性も薄れてしまいます。
ビジネスブログを運営するのであれば、あなたが何の商売をしているのか一瞬でわかるタイトルにするべきです。
例えば、整体師なら整体の事について書いてあるとわかるブログタイトル、柔道整復師なら接骨院の先生であることがわかるブログタイトル、アロマセラピストならアロマテラピーについて書かれているとわかるブログタイトルが欲しいところ。
読者(あなたのペルソナ)にとっては『誰が書いているのか?』がとても重要な要素になります。
※ペルソナの設定については以下の記事をご参考ください。
また、読者自身がその情報を信じるかどうか?の判断基準にもなるのがブログタイトルなのです。
・誰が(名前・資格・職業)書いているのか?
・何について書いているのか?
・読むとどうなるのか(メリット)?
上記が一瞬でわかるようなタイトルだと、より効果的です。
SNSに限らず他のブログから紹介を受けるときの文字リンクもブログタイトルで紹介されるケースの方が多いでしょう。
わかりやすさもブログタイトルのポイントになってきます。
以下は伝わらない事例
・◯◯の店長日記
・Youkoのキラキラブログ
・まだ◯◯で消耗してるの?
こういったブログタイトルではあなたが誰なのか?何について書かれているのか?という部分がわかりづらくなってしまいます。もちろん読むことで得られるメリットも伝わってきません。
芸能人並みに知名度がある人、既にブログタイトルがブランドになっている人は例外ですが、中身のわかるブログタイトルを付けたほうが、結果に対する近道となることは必然でしょう。
ブログタイトルにも読者の検索ニーズに合ったキーワードを入れる
上記でも述べていますが、ブログタイトルはWebサイトの中で、最も検索エンジンに影響を与える箇所でもあります。
SEOの視点から見ても、ブログタイトルとその中身(コンテンツ)との関連性が重要な要素となるほか、そこに置かれたキーワードはアクセスを呼び込む為の強力な武器となり得ます。
記事タイトルと同様に、ここにも読者の検索ニーズに合ったキーワードを入れておく必要があります。
言い尽くされた感もありますが、実店舗経営されている方のブログであれば、
『キーワード+地名+業種』
または、
『地名+業種+メリット』
の形が良いでしょう。
例)
『千葉県柏駅東口徒歩3分、腰痛に特化した治療院 ワールド鍼灸院』
『港区赤坂1丁目、気軽に入れる1人焼肉専門店 ソロ肉大将あかさか』
このようにキーワードを入れ込んでおくと、検索エンジンからのアクセスが見込め、誘客に繋がります。
こういったタイトルの設定は、実店舗のみならずアフィリエイターや雑記ブログを書いている方でも応用可能です。
検索ニーズに応えられる箇所は多くて損はありません。
ブログタイトルは長すぎないように32文字ほどに納める
検索エンジンで表示された際、ブログタイトルがあまりにも長すぎると、省略されてしまったり、Googleのアルゴリズムによっては、クエリとの関連性を重視し、別タイトルに変えられて表示されてしまうことがあります。
また、ユーザに対しても、検索エンジンに対してもわかりやすいタイトルを提供することは重要なポイントとなります。
それに、記事タイトルならともかく、ブログタイトルが全表示されないのはちょっとカッコ悪いですよね。
そのような要素を考慮すると、ブログタイトルは、パソコンからも、スマートフォンからも省略されることなく表示されやすい、32文字程度に納めることが適切でしょう。
炎上のもと『釣り』タイトルはやめよう!
アクセスが欲しいばかりに『釣り』タイトルを付けてしまっているブログを多々見かけます。
アクセスを流入させるために、強烈なタイトルで興味を惹き、とにかくタイトルリンクをクリックさせようとする手法を『釣り(ネットスラング)』と言います。
あなたも、強烈なタイトルに惹かれてクリックしてみたは良いものの、タイトルとコンテンツの中身が一致していなかったり、大げさな表現であったり、質が伴わずガッカリした経験があるのではないでしょうか。
実際のコンテンツとかけ離れた派手なタイトルで読者を騙す悪手です。
こういった釣りタイトルは、一時的なアクセスを誘導することはあれど、結果的に読者の信頼を失うだけでなく、検索エンジンからの評価も落としてしまいます。
場合によっては炎上の要因ともなり得ます。
ブログタイトル、記事タイトルは読者との約束です!
決して読者を騙したり、信用を失うようなことをしてはいけません。
PVへの欲求から『釣り』タイトルを付けてしまうようなことの無いように気をつけてくださいね。
ブログビジネスに置いて最も重要なことは読者の信頼を勝ち得ることなのです。
まとめ 〜ブログタイトルの変更は今からでも遅くない〜
以上、ブログタイトルの重要性についてお伝えして参りました。
簡潔にまとめると、
・瞬間的に何が書かれているかわかるブログタイトルにする
・ブログタイトルにもキーワードを入れる
・ブログタイトルを32文字ほどに納める
こうすることで、あなたの利益に繋がるブログタイトルを作ることができます。
キーワードの選定などの考え方は、記事タイトルと同様。
あまり難しく考えず、検証の結果、効果が見込めないなら途中で変更しても良いでしょう。
始めたばかりの頃に付けてしまったが、ビジネスや収益に寄与していないのであれば、今からでも遅くありません!
思い切ってブログタイトルの変更も視野に入れていきましょう。