ストーカー規制法改正案が参院本会議で可決!今後、FacebookやTwitterなどのSNS、ブログなども規制の対象になります。

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現行のストーカー規制法の抜け穴と、参院本会議を通過した、新たな『ストーカー規制法改正案』

この記事、もっと早く書きたかったんですが、お伊勢参りに行っていたので遅くなりました。

18日、ストーカー規制法改正案が参院本会議で可決したのです。

この背景には、今年5月にあった『小金井市女子大生ストーカー刺傷事件』があります。

小金井市女子大生ストーカー刺傷事件とは
2016年5月21日、東京都小金井市で発生した殺人未遂刺傷事件のこと。ストーカー化した自称ファンの男が、芸能活動を行ってた女子大生を、ナイフで首や背中を中心に約30カ所も刺したという痛ましい事件。一時は重体になるも、その後被害者女性の意識は回復したとのこと。

この事件前、被害者女性は警察へ、Twitterなどへの執ような書き込み(1~4月の間、容疑者は被害者女性について約400件もツイートしていた)について相談していましたが、現在のストーカー規制法では、しつこい電話やファクス、メール送信を付きまといとして認めている一方、Twitter等のSNSによるメッセージ送信は対象外。

「ストーカー」行為としてはみなされない状況だったのです。

・400通の執拗なメール  ⇒ ストーカー
・400件の執拗なツイート ⇒ ストーカーと認められない

現在のストーカー規制法では、そんな意味不明な状況なんですね。

法の抜け穴と言うか、なんと言うか… 恐ろしい話です。

そのような現状を鑑みて、FacebookやTwitterなどのSNS、ブログなどで執ようにメッセージを送る行為なども含めるようにした議員立法が、今回の『ストーカー規制法改正案』なんですね。

上記以外にも、被害者による告訴がなくても、ストーカー行為による罪で起訴できる「非親告罪」にする罰則強化、被害者へのつきまといなどを禁じる「禁止命令」の手続きを、緊急の場合には簡略化できるようにするなど、さまざまな改正案が盛り込まれています。

この改正案が18日の参議院本会議で全会一致で可決。

この後、衆議院に送られますが、間違いなく今国会で成立するでしょう。

スマートフォンやSNSの普及、インターネット利用者の拡大により、過去には起きないはずの問題が、当然のように起きる時代

スマートフォンやSNSの普及、インターネット利用者の拡大により、リアルな人間関係が無くても、Web上で深い交流ができるようになりました。

遠く離れた人のとの交流も可能ですし、外国人とコミュニケーションをとることも容易な時代です。

過去の時代に比べ、良くも悪くも、人と人との関わり方は大きく変化しています。

そうなれば問題だって当然に起きてくるわけです。(単純に、相手の表情や声のトーンがわからないだけでも感情の行き違いは起きますよね)

過去には起きないはずの問題が、起きてくるのも当然のこと。

こういった法律は時代に合わせて次々と変更していかねばならないでしょう。

どうもこの手のものは後手後手に回っているように感じます。

なんとか事件が起きる前に改正できなかったのかと悔やまれますね。(それはもちろん難しいことですが…)

特にネットストーカー対策というものは難易度が高く、問題を孕んでします

一方的にブロックしたり、アカウントを削除すると、かえって相手を挑発してしまう可能性だってありますから。

一度狙われてしまうと、一人で解決するのは大変困難な話なのです。

危険な兆候が見えた時には、法を含めた周りの保護が本当に必要になってきます。

衆議院通過は間違いないと思いますが、早急な法の施行を求めたいところです。

まとめ

こういったストーカー被害は芸能人に限ったことではありません。

私たち一般人でも十分にその危険はありますし、ブロガーを含めたSNSでの活動が活発な人ほど、そのリスクは増大します。

衆議院での可決後は、法の施行だけでなく、

・この法案が成立したこと
・罰則が強化されたこと

などを、多くのメディアが大々的に取り上げ、世に知らしめてもらいたいものです。

「粘着質な叩き」などはブログやってりゃ必ず経験しますしね。それもストーカーの一種です。

こういったことはドンドン規制が必要だと思います。

『批判』『執拗な付きまとい』は違いますから。

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ABOUTこの記事をかいた人

落合正和

マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー 2010年よりソーシャルメディアマーケティングに注目し、現在はオフラインでの商圏分析とソーシャルメディアマーケティングを融合したナレッジをベースに、企業や政治家、プロスポーツ選手といった方々へのコンサルティング活動、講演活動を行っています。 著書:はじめてのFacebook入門【決定版】(秀和システム)