Twitter社が開発拠点を日本に新設した理由とは?クロスデバイス時代の到来




日本のユーザーがTwitterの成長を牽引してきた!

Twitter社が開発拠点を日本に新設するとののニュースが飛び込んできましたね。

Twitter Japanは9月3日、先月移転した新オフィスで事業戦略を発表した。世界的にも“異常”なほどアクティブなユーザーが多い日本を重要な市場と捉えており、国内に開発拠点を開設し、ユーザーの動向を参照した新機能をリリースしていくという。

ITmedia ニュースより

『世界的にも“異常”なほど』という表現の通り、世界の中でも突出して、日本人はSNS、特にTwitterが大好きなようです。

Twitter社のジャック・ドーシーCEOは「サービス開始から約10年、日本のユーザーがTwitterの成長を牽引してきた」とまで言っています。

早速、日本人のTwitter好きがわかるデータをいくつかお伝えしましょう。

そこに、Twitter社が開発拠点を日本に新設した理由があるはずです。

Twitterにおける1秒間のツイート世界記録は日本人による『バルス!』

これはネット上でも大きな話題になりました。

テレビで大人気ジブリ映画、宮崎駿監督作『天空の城ラピュタ』の放映時に1秒間で14万3199ツイートの世界記録を樹立。

作中のクライマックスシーンで唱えられる滅びの呪文『バルス』に合わせて、視聴者が一斉に『バルス!』とツイートしたことによるもの。

これは『バルス祭り』とも呼ばれ、多くの芸能人や、ケンタッキーフライドチキン、テレビ東京、ローソン、ほっともっと、タニタなどの企業アカウントも参加しました。

それによりブランド好感度が上がったそうです

これにはもちろんTwitter社も注目!

この『バルス!』以外にも、日本では大晦日から元旦へ切り替わる瞬間の『あけおめ』ツイートが1秒間で3万3388ツイートを記録するなど、その異常性を存分に発揮しています。

「ポッキー&プリッツの日」1日で371万44ツイート!ギネス世界記録を達成

次に、グリコが仕掛けたイベントである、11月11日の「ポッキー&プリッツの日」

江崎グリコ株式会社は、数字の「1」をポッキーとプリッツに見立てて、「1」が6つ並んだ平成11年11月11日をから毎年の11月11日に「ポッキー&プリッツの日」としてキャンペーンを展開しているわけですが、ここでも日本人がTwitter好きっぷりを存分に発揮!

なんと、「ポッキー」を含むツイートが2013年11月11日に371万44ツイートを記録。

これは、24時間にもっともツイートされたブランドとして、ギネス世界記録となりました。

このキャンペーンにより、ポッキー&プリッツの購入率が2倍になったとのこと!マーケティング視点でも注目したい

ちなみに「ポッキー&プリッツの日」は翌年もギネスに挑戦し、「ポッキー」or「プリッツ」の写真を、特設WEBサイトへの投稿を呼びかけ、「クッキー/ビスケットの世界最大のオンラインフォトモンタージュ」として、16,825枚でギネス世界記録を達成しました。

恐るべし江崎グリコ。

Twitter社はこの、『バルス!』、『ポッキー&プリッツの日』を”日本での2つの重要な経験”と位置付けています。

TV × Twitter や、PC × Twitterのクロスデバイスの時代

以前、Twitter社のアジア太平洋地域担当バイスプレジデント、Shailesh Rao氏が、『Twitterは2台目のスクリーンになった。』と、述べていましたが、今後はTV × Twitter や、PC × Twitterのクロスデバイスの時代になるのではないかと思います。

上記の『バルス!』、『ポッキー&プリッツの日』と同様に、私自身、PCを使って『パ・リーグ チャンネル』で野球中継を視聴しながら、手元のスマホでつぶやいていることは多々あります。

なんでも、モバイルユーザーの62%がテレビを見ながらツイートしているというデータもあるそうで。

今後は視聴率だけでなく、ツイート数が新しい指標になりそう。

実際にビデオリサーチ社とTwittr社は提携しており、「Twitter TV エコー」などの、新しい指標を提供しています。

Twitter TV エコー

最近はテレビ番組側も、『ハッシュタグで質問を募集』みたいなことも頻繁にやっていますからね。

そのうち、テレビのCMにハッシュタグを組み込むような、新しい発想も実現していくかもしれません。

まとめ

Twitter社は『バルス!』、『ポッキー&プリッツの日』などの”日本での2つの重要な経験”や、更なるクロスデバイスの可能性を探るために、異常なほどTwitterを愛する日本に開発拠点を新設したのでしょう。

今後、日本からあらたなサービスや、機能が発信されると思うとワクワクしてきますね。

ただ…

これだけSNSが大好きな日本人が、純国産で世界的に通用するSNSを生み出せていないのが寂しい限りですね。

TwitterやFacebookはもちろん、InstagramもWhatsappもYouTubeも全部米国産。

LINEは国産アプリではありますが、韓国資本。

mixiはゲームの会社になっちゃったし。

『MixChannel』や『755』など、地力のあるサービスも多いので、これからに期待したいところです。




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ABOUTこの記事をかいた人

落合正和

マーケティング・コンサルタント&Webメディア評論家&ブロガー 2010年よりソーシャルメディアマーケティングに注目し、現在はオフラインでの商圏分析とソーシャルメディアマーケティングを融合したナレッジをベースに、企業や政治家、プロスポーツ選手といった方々へのコンサルティング活動、講演活動を行っています。 著書:はじめてのFacebook入門【決定版】(秀和システム)