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あの頃、宇多田ヒカルが好きだった30代後半から40代前半のオッサンのあなた!私もそうでした
19歳の頃か、20歳の頃か忘れましたが、私が初めて買ったクルマ(ローレルメダリストという若者とは思えぬオッサンカーだった)の中では、宇多田ヒカルの「First Love」がずーっと流れていました。
当時はめちゃくちゃ聴いてたんですよね。特にデビュー2枚目となるアルバム「DISTANCE」は当時我が家にあるコンポとクルマの数と同じ枚数購入して、どこでも聴けるようにしていましたからね。
その音楽性に惹かれたのも間違いないですが、goodbye happinessのPVを見た時は惚れましたね~。
宇多田ヒカルさん、、こんなに可愛いかったっけ…と。
普段ミュージックPVとか買わないんですが、この時ばかりは購入してしまいました。
この頃はもちろん全部のアルバムは持っていたし、数枚のライブDVDも買っていました。
しかしながら、2010年より「人間活動」の為の活動休止。同時に私の”宇多田ヒカル離れ”も進行。途中「桜流し」のリリースはありましたが、エヴァを知らない私はほぼスルー。
普段からテレビはほとんど見ないし、この6年間は店内BGMとか有線でも、彼女の楽曲はあまり聴かなかった気がします。
結局、宇多田ヒカルの声を聴かない6年間を過ごしました。
音楽性の良さや歌唱力なんて説明不要ですが…「Fantôme」は天才・宇多田ヒカルの最高傑作だと思っています。
そして、2016年4月4日からの活動再開。
どこか、「田舎モンの若造なんかと結婚して…(涙)」というヤキモチでもあったのでしょうか?
「新曲だしたみたいね。ちょっと有線で流れているの聴いたけどまぁ良かったよ」
くらいの感覚でいました。
後で思いましたね…
なんて俺はバカなんだ!
その後、9月28日に新アルバム「Fantôme」が発売。少しづつ周りが騒ぎ始めます。
「やっぱり宇多田ヒカルは最高!」
「宇多田ヒカル全米6位だってよ!」
「オリコン首位!世界中で売れているらしい!」
そんなネットニュースが流れ始め…
「そうか、久しぶりにアルバムでも買ってみるか」とタワレコでCDを購入。iPhone用にiTunesでもDLしました。
そして昨日、野鳥の写真を撮ろうと手賀沼に向かう途中、何気なくCDをクルマのオーディオに挿入すると…
「うぉっ!スゲェ!なんだこのクオリティ!」
もう運転なんてしていられません。三曲目にかかる直前に、静かな手賀沼脇の駐車場に停車。
ゆ~っくり倒れるリクライニングシートに「早くしろよ!」とイライラしながら、なんとか身体を横にして、目を瞑り、三曲目の「花束を君に」を聴きこみます。
…
もうね、サビに入る前に涙が出てきましたよ。「凄い!これ凄いぞ!」と。
今度はリュックの中からヘッドホンを出して、iPhoneのイヤホンジャック(まだiPhone6sなんです)にブスッと差し込み、音量を最大にして堪能。
「人魚」~「荒野の狼」までじっくりと堪能…
6年間の充電期間を経て、天才・宇多田ヒカルは間違い無くパワーアップしていました。
音楽性の良さや、声質の素晴らしさ、歌唱力なんて説明不要でしょう。そんなもの飛び越えて、あらゆるもののレベルが高すぎる!
現時点では、この「Fantôme」というアルバムは、天才・宇多田ヒカルの最高傑作でしょう。
そして、「なんで6年間も宇多田ヒカルの楽曲を無視してしまったのか!人生の豊かさの一部を放棄してしまったようなものだ!」と自分を責めました。
いや、別にオーバーに言っているわけじゃ無いんです。わかりやすいように一応アマゾンリンク貼ってますが、別にここから買う必要無いですホント。アフィリ狙って書いてるわけじゃありませんから。いやむしろ買うな!そんなことで誤解されたくない。
本当に楽曲の素晴らしさに感動したし、この数年間聴いていなかったことに後悔しましたからね。心の底から。
嘘だと思ったらiTunesのサンプルでもいいから、「花束を君に」を少し大きめの音量で聴いてみてください。気付くから、マジで。
売れている理由がわかります。ホント。
説明不要!とにかく聞け!
まとめ
と、いうわけで大絶賛してしまったわけですが、この「Fantôme」は文句のつけようが無い素晴らしさです。
俺と同じで、「昔は聴いてたけど…」って人多いでしょ。新曲出た時にYouTubeで流し聴きだけしてたアンタも、もう一度真剣に聴いてみ!
震えるほどの芸術ってのが堪能できますよ。
音楽関連は過去にも色々と書いてます。
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ASKAブログが話題のこのタイミングなので、現在のASKAの歌唱力の凄さについてひとつ言っておきたい
あとは、詳しくはありませんがJazzも聴いていて、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスを中心に。あとはakikoとか大野雄二さんなんてよく聴いてますね。
好みが近い方、ぜひ連絡ください。一緒に飲みましょう。