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ライブ配信アプリ「LINE LIVE」にツイキャスっぽいユーザー生配信と、SNOWやSnapchatのライブエフェクトっぽい新機能が追加されました
LINEがまたやりました。
昨年12月10日にリリースされたライブ配信アプリ「LINE LIVE」。ここ最近流行りのライブストリーミング形式による動画配信サービスです。
ご存知無い方も多いかもしれませんが、サービス初日に総視聴者が500万人を突破した、バケモノアプリです。
国内のみならず、タイ、台湾などでも大人気。(タイ、台湾では「LINE TV」の名称で知られる)
最近はアーティストがLINE LIVE限定MVを出すなどもしており、
※人気音楽グループ「超特急」も、10月26日に発売する2ndアルバム『Dramatic Seven』のMVをLINE LIVE限定で配信(「Seventh Heaven」のMVでハート数の新記録を達成したようです)
その人気の度合いが伺えます。
私も実際にインストールしてチェックしてみましたが、
・芸能人主体のトークバラエティ風番組の配信
・映画の舞台挨拶生中継
・ミュージックライブ
など、なかなか面白そうな動画が多数配信されています。
まさに本日発表がありましたが、元西武ライオンズの石井一久さんも、『LINE LIVE』で新番組をスタートさせるとか。野球ファンも楽しめそうです。
かつて、NTTドコモがスマートフォン向けに配信していた有料放送「NOTTV」よりもはるかに面白そうですね…
タダだし。。。
今回、そんな大人気の「LINE LIVE」にツイキャスっぽいユーザーによるライブ配信機能と、SNOWやSnapchatのライブエフェクトっぽい新機能が追加されました。
「いまさら??」と思う方も多いかもしれませんが、これは大きな出来事だと私は思っております。
LINE社は後追いでサービスを提供し、元祖を追い抜いてしまうのが得意中の得意。
そもそもLINEの中心となる「トーク」や「無料通話」、「スタンプ」なども、元はと言えばカカオトークやスカイプが先行していたサービスです。
それにもかかわらず、後発組であるはずのLINEが、今や全世界月間アクティブユーザー数2億1,500万人以上!
この分野ではアジアの雄となっているというのだから驚きです。
こういった結果のように、LINEはまたしても「ツイキャス」や「SNOW」までもを飲み込んでしまうのでしょうか?
今回の機能追加についても、注目していきたいところです。
例によって私は動画配信が苦手なので、私自身が活用することは無いと思いますが…
「LINE LIVE」とは?テレビ局が恐れるほどのネット配信プラットフォーム
「LINE LIVE」は、2015年12月のサービス開始以降、テレビ局、ラジオ局、アーティストなどに限定してライブ配信を実施しており、今年6月末時点でも延べ視聴者数は3億5000万人以上の大人気ぶり。
この時点で既に「AbemaTV」などと共に、テレビ局が恐れるほどのネット配信プラットフォームになっていました。
一般ユーザーへライブ配信機能を開放!ツイキャスのように気軽な生配信が可能に!8月の月間アクティブユーザーは1,900万人を突破!
その「LINE LIVE」が8月10日、ついに一般ユーザーへライブ配信機能を開放!
ツイキャスのように気軽に生配信ができるようになりました。
これにより8月14日〜20日の僅か7日間における週間アクティブユーザー数は620万人を突破!
8月の月間アクティブユーザーは、なんと1,900万人を突破!(8月1日〜8月9日はまだ一般開放されてない期間だからね!それも入れて1,900万人は驚異的…)
ユーザーの中心は、やはり若年層の女性。
この手のサービスは若い女性に人気ですね。MixChannel(ミックスチャンネル / ミクチャ)も、Vineも、SNOWもそうですが、
スマホアプリ×動画
のサービスは、10代〜20代前半の女性が中心にブームを作っているように感じます。
一般ユーザーへのライブ配信機能開放後、あまりの人気っぷりに、ユーザーの要望に合わせて仕様も変更。
・1回のライブ配信時間を30分から1時間に延長
・アーカイブの保存期限も30日間から無期限へと変更
と、積極的にユーザーに合わせた改良が行われています。スピード感ありますね〜。
SNOWやSnapchatのようなライブエフェクトも使える!新機能「LIVEスタンプ」が追加に!
あれ…??
これってSNOW?それともSnapchat?
みたいなライブエフェクト機能も使用できるようになりました。
こんなやつね。
こちらの機能が「LIVEスタンプ」です。
さらに「ギフトアイテム」という新機能も追加。
これは視聴者から配信者に送ることができる有料アイテム。
ん…?
まるでツイキャス。。。
これまでも、視聴者から配信者に送ることができる「ハート」という「何回でも押せる”いいね!”」みたいなものがありましたが、
従来の「ハート」よりも、華やかな演出が可能になります。おなじみのLINEスタンプのようなものを送れるんですね。
このように次々と新機能を投入しており、「LINE LIVE」はますます盛り上がって行きそうです。
まとめ
LINE社、今年はガンガン仕掛けていますね。
先日もLINEの100%子会社である「LINEモバイル」によるMVNOサービスが開始されたばかりですし、今日もビーコンを使った「LINEマンガ試し読みキャンペーン」の発表がありました。
新しい施策を次々に投入しています。
Facebook社もそうですが、優れた会社は本当にスピード感がありますね。
それにしても、
YouTubeやニコ動はもちろん、ツイキャスにMixChannel、SnapchatにVine、SNOW…
流行りのツールはみんな動画です。
ライブエフェクトの登場〜普及も、動画の時代だからこそ。
FacebookやInstagramも、もはや動画広告が主流になっています。
メインストリームは完全に動画の時代に突入し、情報発信においても動画は必須の状況。
もう『動画は苦手!』とか言ってられないかもしれません。
困ったもんだ。。