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新型コロナウィルスで亡くなった芸能人の名前を利用して目立とうとする悪質なYouTubeユーザーたち
新型コロナウィルス禍、皆が自粛で辛い想いをしている最中、またひとつ悲しいニュースが入ってきてしまった。
有名女優の訃報である。
明るく元気な「朝の顔」として活躍する彼女の訃報に心を痛めた人は多いだろう。
そんな中、心無いユーザーによるYouTubeの悪用が目立つ。(あえてコイツらをYouTuberとは呼ばない)
まずはこの画像を見て欲しい。
亡くなられた女優の息子を名乗る、悪質なYouTubeユーザーたちが湧いている。
まだ居るんだわ。
息子を名乗る悪質ユーザー以外にも、彼女の名前を利用して再生数を稼ごうとする輩が目立つ。
彼らは話題になっているこのタイミングに便乗し、彼女の名前で検索するユーザーを釣り上げ、再生数を稼ごうという考えだ。
彼らに人の心は無いのだろうか?
この件の少し前、やはり同様に新型コロナウィルスで亡くなられた芸能人が話題になった際にも彼らは便乗していた。
当然、低評価の嵐だし、こんな事ばかりやっているようでは直ぐに広告はストップするだろう。彼らは「なりすまし」や「他の人物や会社の評判を傷つけるようなコンテンツ」に該当し、YouTubeポリシーや利用規約にも抵触するはずだ。
一時的な収益が間違って発生する可能性も無いわけでは無いが、それもせいぜい小遣い程度。継続したアドセンスによる収益化はまず不可能だろう。
それは彼らもわかっていると思うのだが、なぜこんな事をしているのか?
しかも顔出しで…
デジタルタトゥーへの恐れや意識は無いのだろうか?
デジタルタトゥーとは…一度Web上にアップされ、炎上・拡散などが起こると、そのコンテンツを完全削除することはできなくなることを刺青に例えた比喩表現のこと
一時のおふざけでは済まなくなってしまう可能性があることを認識して欲しいものだ。
愉快犯のような奴らであれば自業自得だが…
万が一いじめの対象者で”やらされている”というような事態であれば恐ろしい。
彼らのチャンネルを観る限りではそんな雰囲気ではまるで無いけれど。
彼ら悪質YouTubeユーザーの狙いは再生数やコメントでの反応、仮に検索やオススメで表示されても無視しよう
彼らの目的は主に再生数だ。
Youtube上であのような投稿を見かけても、無視してやればいい。
彼らが最も嫌がるのは「無視」「放置」なのだ。
どうしても許せないという人は動画を観なくてもYouTube側に報告することができる。
動画の右上にカーソルを合わせると、縦の三点リーダーボタンが表示される(スマホアプリでの利用な場合は最初から三点リーダーボタンが表示されている)。
三点リーダーボタンをクリックすると以下の画像のように報告用のポップアップが表示されるので、適切なものにチェックを入れ、「報告」をクリックするだけ。
これによってYouTube側に報告することも可能だ。
報告することでYouTube側が悪質ユーザーをより早く発見し、対処のスピードが向上する可能性も高まる。
緊急事態宣言に伴う自粛により、YouTubeを閲覧する機会が増えたという人も多いだろう。
私たち一般ユーザーは、仮に検索やオススメでこういった悪質コンテンツが表示されても、とにかく無視を徹底しよう。
マスメディアのみなさまへのお願いです。頑張っている良質なYouTuberの為に、悪質なユーザーを「YouTuber/ユーチューバー」と表現しないで欲しい
もう一つ。
今回の悪質ユーザーの件を報道するメディアも出てくると思います。
どうかマスメディアのみなさんは、こういった悪質ユーザーを「YouTuber/ユーチューバー」と呼ばないでください。
彼らを「YouTuber/ユーチューバー」と呼んでしまうと、真面目に活動しているYouTube配信者とも全て混同され、YouTubeを観ない層の人たちからの誤解が生まれてしまうし、事実、一生懸命頑張っているYouTuberへの風評被害も発生しています。
立派な活動をして、ユーザーに素敵なコンテンツを提供している素晴らしいYouTuberも多数存在するのです。
ヒカキンと小池知事の対談は若年層にもわかりやすい内容だと高く評価された
彼らが誤解されるようなことが無いようにして欲しいのです。
ただでさえYouTuberという仕事は「収益」がフォーカスされることが多く、他人に対して嫉妬深い人、ルサンチマンを持つ人などからヘイトの対象になりやすい傾向にあります。
どうか良質なコンテンツを配信するYouTuberが誤解されることのない報道をお願いします。
まとめ
新型コロナウイルスによる死者数は、24日午前4時現在で18.6万人にもなってしまいました。日本国内においても328名の方が亡くなられています。
多くの人が新型コロナウィルスで大切な人を無くし、悲しみに耽るなか、このような悪質なYouTubeユーザーが発生することは本当に遺憾に思います。
今回の件でも、悪質ユーザーによるコンテンツを観たご遺族、関係者はもちろんのこと、多くのファンが傷ついたことでしょう。
絶対に真似することのないようにお願いします。
また、万が一そのようなコンテンツを見かけたとしても、私たち一般ユーザーはとにかく無視を徹底しましょう。彼らの狙いは再生数ですから。
報道関係者の方々は、どうかこの悪質ユーザー達と、真面目に頑張っているYouTuberが混同されてしまうような表現は控えて頂ければ幸いです。
※今回のエントリーは、ただただこういった悪質YouTubeユーザーへの怒りで書いている。彼らと同じように思われない為、亡くなられた芸能人の名前を利用していると思われない為、該当芸能人の名前は意図して伏せました。
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