落合です。
ここ最近は『サイテーション』について積極的に発信を行っています。
このブログで取り扱うのも3回目となりました。
今年はサイテーションの効果を強く感じずにはいられない年でした。ブログ運営者にとって意識しておきたい内容です。 / SEOに影響を与える『サイテーション』とは? その影響・効果を解説 https://t.co/4qmiynW5Hq @ochiaiabeさんから
— ネットメディア研究所 | SNSの専門家落合正和 (@ochiaiabe) November 13, 2019
それだけ『サイテーション』は重要なものと考え、私も取り組んでいます。
今回はサイテーションビルディングについて、また、サイテーション(言及)の獲得施策と効果測定の方法について、具体的に解説していきます。
ブログ運営者にとっては知っておいて絶対に損の無い内容です。
私自身の事例も踏まえてご紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
サイテーションビルディングとは何か?
サイテーションビルディングをカンタンに説明すると、あなたのウェブサイトを検索エンジンで上位表示させたり、MAP検索で上位表示させたりさせたりする為に必要なサイテーション(言及)を獲得する為のプロセスのことを言います。あなたに関連する、または評価の高いウェブサイトから言及されることにより、検索エンジンからの信頼性が高まり、検索ランキングが向上します。
検索エンジンへの影響については、こちらの記事でも書きました。
SEOに影響を与える『サイテーション』とは? その影響・効果を解説
サイテーション(言及)を獲得するプロセスは自然であることが求められる
サイテーションビルディングは、質の高い言及を獲得するために、継続的な努力を要するという点で、リンクビルディング(被リンク獲得)のプロセスに似ています。お金を払って多数の言及をもらうといったスパムのような構築手法は評価されませんし、Googleの理念・価値観に反するため、ペナルティの対象にもなりかねません。
被リンク獲得において、質の高いコンテンツを公開することで、リンクを自然に獲得していくことが重要であるのと同様に、自然な言及を多数獲得していくことが求められます。
Googleがどのようなアルゴリズムで獲得プロセスを見ているのかは不明ですが、ブラックハット的な外部対策に偏ったサイテーションビルディングはいつか見破られます。
内部対策を中心とした誠実なプロセスが信頼を得るわけですね。
正しく言及されることが求められる
第三者のWebサイトや、ソーシャルメディアなどから言及される際は、一貫して正しい情報であることが求められます。
サイテーションにはさまざまな形式があります。(あなたに関連する固有の文字列)
・会社名
・住所
・電話番号
・営業時間
・商品名、またはサービス名
・URL
不正確な言及は、あなたのウェブサイトの価値を引き上げる要因にはなりません。
例えば私のブログの正式名称は『ネットメディア研究所』ですが、よく『インターネット研究所』や『ウェブメディア研究所』と間違えて言及されることがあります。(テレビ出演、オンラインメディアで取り上げられるときなど)
名前も『落合正和』を『落合和正』とされることが稀にあります。
ちょっと億劫ではありますが、その際は必ず先方に連絡し、修正を依頼しています。
それゆえにブログタイトルなどはコロコロ変えるべきではありませんし、SNSアカウントの名前も、ブログに合わせて統一してしまったほうがその効果は高いものになります。
私もブログ名とTwitterアカウントを統一したものに変更しました。
Facebookページや、noteなども統一すると良いですね。
サイテーションを獲得する方法・施策
サイテーションを自然に獲得するための施策を考えてみましょう。
さまざまなウェブサイト、SNSで多くのユーザーに言及してもらうのはカンタンなことではありません。
・高品質なコンテンツを作成し高い評価を得る
・バズを起こす
こういった事がすんなりと出来るならベストですが…
バズだって狙って起こすのは至難の業です。
そこで少しでも言及されやすい環境を作る為に必要な施策をいくつかお伝えいたします。
1、ブログタイトル(サイト名)を短くわかりやすくする
上記でも述べた通り、言及される際は、一貫して正しい情報であることが求められます。
ブログタイトルを略されたり、間違われてしまうと、それは評価の対象外となります。
可能な限り、
ブログタイトル(サイト名)を短くわかりやすくする
と良いでしょう。
そういった意味では某ブロガーの『まだ東京で消耗してるの?』は多くのサイテーションを獲得していたでしょうね。今は変えてしまっているようですが。
2、SNSのアカウント名とブログタイトル(サイト名)を統一する
これも前項で述べた通りです。
SNSのアカウント名とブログタイトル(サイト名)を統一することで、言及される機会を拡大することが出来るでしょう。
また、ザイオンス効果も狙える為、サイテーションビルディング以外の効果も望めます。
ザイオンス効果については、以下の記事でも解説しています。
3、メディアからの取材を積極的に獲得する
マスメディアの影響力は下がりつつあると言われていますが、テレビも新聞も、まだまだ絶大な力を持っています。高い影響力を持つオンラインメディアへの寄稿などもサイテーションの獲得において多大な力を発揮します。
カンタンなことではありませんが、意欲的に取り組む価値があります。
私もこの一ヶ月、ここに注力した活動を行ってきました。
テレビ出演から寄稿まで、マスメディアへの露出とサイテーションの獲得
マスメディアやオンラインメディアからの取材の獲得方法は、私のセミナーで必ずお伝えしています。
年に数回しか開催していませんが、気になる方はぜひ参加してみてください。メルマガでご案内しています。
サイテーション(言及)獲得の効果測定
サイテーションビルディングは、被リンク獲得同様に継続的な努力を要するもの。終わりはありません。
上記1〜3の施策に取り組みながら、ブログ運営を継続していきましょう。
また、継続的な施策には効果測定が必須です。
施策の効果がどの程度生じているのか?定期的にチェックを行い、その効果を測定し、繰り返し改善していく必要があります。
効果測定方法は、ズバリ『エゴサーチ』です。
1、ブログタイトル(サイト名)&固有の文字列を検索する(ニュース検索も)
エゴサーチの方法として実に単純ではありますが、
・ブログタイトル(サイト名)
・固有の文字列(会社名、住所、電話番号、商品名、サービス名、URL等)
を、自ら検索してみることです。
例えば私は自分の名前でブランドを構築しているので『落合正和』で検索してみます。
今度は『落合正和』に加えブログタイトル(サイト名)ニュース検索してみましょう。ニュース検索をするとマスメディアからの言及をチェックできます。
このように検索すると、私のブログタイトル(サイト名)や固有の文字列は、一般ブロガーさんからマスメディアまで、かなり多くの方々に言及していただいていることがわかります。
大変ありがたいことにサイテーションビルディングは比較的成功している方ではないでしょうか。
余裕があれば、同じようにGoogleの動画検索、YouTube検索などもチェックしてみましょう。
2、Yahoo!リアルタイム検索、各種SNSの検索でSNSにおける言及をチェック
Yahoo!リアルタイム検索をみると、SNSでの言及状況がわかります。(Twitter検索やInstagram検索も使いましょう)
ここでエゴサーチしてみると…
私の書籍についてなど、いくつかの言及は見られるものの数としては少なめです。
私の課題はSNSでの言及ということがよく分かりました。今後はTwitterに力を入れて行こうと思います。
3、Googleアナリティクスやサーチコンソールを使い、ブログタイトル(サイト名)や固有の文字列での検索状況を見る
Googleアナリティクスやサーチコンソールでは、ブログタイトル(サイト名)や固有の文字列がどの期間に何件の検索があったのか?を具体的な数字で確認することができます。(Googleアナリティクスは少し分かりづらいかもしれません)
確認方法の解説は、それだけで1つの記事になってしまうのでここでは割愛させていただきますが、難しい作業ではありません。クエリをチェックしてみてください。
こちらも定期的にチェックしておくと良いでしょう。
まとめ…サイテーションは世の中におけるあなたの評価を測る指標になる
サイテーション(言及)の数はある意味被リンクの獲得よりも、世の中におけるあなたの評価を正しく映し出す鏡かもしれません。
被リンク以上に素直な結果ですからね。善く善く分かりやすい指標でもあります。
サイテーションビルディングは、検索エンジンでの上位表示の為…ということでは無く、あなたのブログや、あなた自身の信頼やブランドの構築の為にも、積極的に取り組むべきものではないでしょうか。
サイテーション(言及)獲得に向けた継続的な努力は、間違いなくあなたのビジネスに良い影響を与えます。それはローカルSEO(MEO)に取り組む人だけではありません。
ぜひこの機会に積極的に挑戦することをオススメいたします。
私もあなたと共に頑張りますので。
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