三鷹事件をうけて成立したリベンジポルノ法がはじめて適用された
元交際相手の性的な写真を商業施設駐車場でばらまいたとして、福島県警郡山北署が19日、会社員宮田慎也容疑者(33)をリベンジポルノ被害防止法違反の疑いで逮捕しました。
今事件が、三鷹女子高生殺害事件をうけて昨年11月に成立した、リベンジポルノ法の国内初適用。
事件そのものはあってはならないものですが、法が適用された事は良かったと思います。
また、今回はネットでの流出では無かったため、永久に流出し続けることはおそらく無いでしょう。良かった。
形だけ存在して適用されない法律ってありますからね。
※リベンジポルノとは?
リベンジポルノとは別れた腹いせに元恋人、配偶者などの性的な写真や動画を、インターネット上を含めた他者の目にふれる場所に流出させる復讐行為のこと。ネットリベンジなどと言われることもある。ストーカー犯罪の手口のひとつ。3年以下の懲役または50万円以下の罰金。
リベンジポルノとは? 三鷹ストーカー殺人とリベンジポルノ対策
リベンジポルノの対策は?リベンジポルノを防止するには?
リベンジポルノ法初適用となったこの事件、法の適用は良いことです。
今回は商業施設駐車場でばらまいた件でしたが、もし犯行がネット上となると、犯人が逮捕されたからと言って、流出した画像が消えるわけではありません。
大切なのでもう一度。
・犯人が逮捕されたからと言って、流出した画像が消えるわけではありません。
それでは、リベンジポルノはどのように対策し、防止すれば良いのでしょう?
これは、
『撮らせない』
これしかありません。
交際相手に頼まれると断り切れない、相手を喜ばせたい…
そんな気持ちがあるのでしょう。
でも、ダメなものはダメ。理屈じゃないんです。
昔の人は良い言葉を使いました。
『ならぬことはならぬものです』
今の時代、画像データは…
・手間もお金もかからず無限に複製できます
・一度ネットに流出したら自動増幅を続けます
・一生涯削除はできません
恋人に性的画像を撮らせたら、その瞬間から一生涯ネット流出リスクがあります。
「私は彼氏(彼女)を信じている!」
そう言う人もいますが、彼氏(彼女)のパソコンやスマホがハッキングされたら?盗難にあったら?紛失したら?
リスクは消えることは無いのです。

どっかの弁護士事務所が『撮らせるなら自分のカメラやスマホにしましょう』みたいなバカな見解をネットに載せており驚きました。本当にバカなんでしょう。
スマホは常時ネット接続されています。誰の持ち物かなど関係なく、撮らせた瞬間からハッキングリスクがあることを理解しましょう。
常に危機感が必要なんです。
万が一リベンジポルノ被害にあってしまったら…
対策、防止策は『撮らせない』しかありません。
撮らせたら自己責任くらいの意識は必要ですね。『撮らせないと別れる』みたいなことを言うパートナーは、本気であなたのことを考えている人間ではありません。1日も早く別れましょう。
しかしながら『盗撮』もありますね。これは辛いところ…
万が一リベンジポルノ被害にあってしまったら、即座に警察、弁護士に連絡しましょう。
※上記のような見解を持った弁護士事務所はリベンジポルノをわかっていません。被害の可能性を持つ方は事前にリサーチを!
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